写真で綴る気ままなすぎさん

野鳥・花・祭り・生活など気ままに撮り歩いた写真の紹介

野田 清水公園 金乗院

2017年06月11日 21時20分13秒 | 八十八か所札所・観音札所など

野田市 清水公園の入口にある金乗院は、応永5年(1398年)頃、京都醍醐山の宥秀上人により開山。
野田最古の寺院で、現在は、新義真言宗豊山派に属している。
清水公園は、元々、キッコーマンの一族である茂木家が、金乗院の庭を借りて、オープンした。
仁王門 朱色の大きな仁王門 約300年前に設立、平成10年に開基600年を記念して全面改修された。

金剛力士像 仁王門の2体の金剛力士像
仏教の守護神で、厄災難を払っていくれる金剛力士像
口が開いている方を「阿形」阿は梵字において最初の言葉で、口を開いていう為、阿形と呼ぶ。


口を閉じている方が「吽形(うんぎょう)」と呼ぶ。吽形とは口を閉じて出す最後の言葉で、吽形と呼ぶ。
阿吽で最初から最後となり、それぞれ宇宙の始まりと終わりを示している。
普段使われる「阿吽(あうん)の呼吸」も、この仏教用語からきている。

金乗院の門

算額 野田市・・・民俗文化財

金乗院に奉納された「算額」です。算額とは、和算家が自分で作った数学の問題や解答を書いて、
神社や寺院などに奉納した絵馬をいいます。

この算額は、市内に現存する唯一のもので、安政6年(1859)に奉納され、
奉納者は、清水の渡辺元五郎忠次ほか6名です。

これらの人たちは、船橋市後貝塚、最上流、高橋左内保永門下、後藤兵庫の門派です。
縦60センチメートル、横93センチメートルの杉の一枚板に枠をつけたもので、
3問の問題とその回答、作図などが描かれています。
昭和44年に野田市の『民俗文化財』に指定されました。
 野田市文化財のホームページより

金乗院本堂

 不動堂(清水閑雲不動尊)・・・江戸時代初期の建物


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。