新宿御苑 中央広場に気になる木 ユリノキとホオノキを紹介
新宿御苑だけでユリノキ2本 と シナユリノキ1本 が30メートル以上の巨樹で他に、約30本のユリノキがあります。明治9年頃に日本で最初に植えられ、園内では最も高い木です。
ユリノキという名前は、花の形をユリの花にたとえた事に由来・・・チューリップに似た花形から、英名ではチューリップツリーと呼ばれています。
萌黄色の花びらにオレンジ色のラインが映えて、可愛らしい花で、美味しい蜜なのか、野鳥も寄ってきます。
内側は・・・
ホオノキ(朴ノ木) 日本特有の花 モクレン科 巨木になると幹が直径1メートル、高さが30メートルにもなる落葉高木です。
葉は、枝の先の方に集まってつき、大型の倒卵状で20~45センチくらいに
木材・心材が灰緑色で彫刻・下駄・器具の柄・椀など 葉っぱは古くは食物を包むのに用い樹皮は漢方で収斂・利尿・去痰薬に
花は、5月頃に枝先に黄色みを帯びた白色の大型の9弁花をつけ、芳香があります。
果実は、10月頃に長楕円形で、熟すと多くの袋果から赤色の種子が糸状の種柄に垂れ下る。
2020年5月13日撮影