写真で綴る気ままなすぎさん

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上野東照宮ぼたん苑 冬牡丹を見に

2019年01月17日 07時34分13秒 | 東京 花めぐり

上野東照宮ぼたん苑は1980年(昭和55年)に日中友好を記念して開苑しました。
回遊式庭園は、中国政府から友好記念として贈呈された希少な中国の牡丹と日本の牡丹と合わせ290品種が冬(1~2月)・春(4~5月)に花を咲かせます。

冬ぼたんは40品種・600本が寒さ除けのワラ囲いの中で可憐に咲かせます。
樹勢が弱く栽培が難しい為、着花率は2割程度ですので、一般家庭での開花は殆ど望めないそうです。
春のぼたんより花は小振りですが、希少性から、古来より新春を祝う「寿華」として珍重されています。

牡丹には二期咲き(早春と初冬)の性質を持つ品種があり、このうち冬咲きのものが寒牡丹と呼ばれています。
寒牡丹の花は自然環境に大きく左右され、着花率が低く、二割以下といわれています。
・・寒牡丹です・・・まだ 咲いているのは少なかったです。

花の少ない冬に お正月の縁起花として抑制栽培の技術を駆使して開花させたものが冬牡丹です。
冬牡丹は、春夏に寒冷地で開花を抑制させ、秋に温度調整し冬に備えるという作業に丸二年を費やし、厳寒に楚々とした可憐な花をつけます。

今の時期に咲いているのは、開花を抑制させ、秋に温度調整した牡丹(冬牡丹)なのです。

牡丹でもいろんな色・形の牡丹があります。

黄色で花の名は、黄冠です。

八千代椿

新日月


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