2月3日節分の日 上野公園内にある五條天神社「うけらの神事」を見てきました。
病鬼を退散させる追儺式「うけらの神事」は儀式の間中、「うけら(オケラ)」を焚き続け、邪気を祓う。 儀式では、まず祝辞を奏上し、蟇目式(悪霊を祓う弓の行事)で宮司が弓の矢を引き、赤鬼と青鬼が現れ社殿に侵入、方面氏(鬼祓い役、4つ目の金目の鬼)が阻止するが、問答役が進みでて、赤鬼、青鬼と問答が行われる。やがて両鬼は罪を謝り逃げるが方面氏が再び登場して、桃の弓と矢を3回叩き、「鬼は外」を連呼し年男年女を引き連れ鬼を追い出す。
方面氏(鬼祓い役、4つ目の金目の鬼)・うけら
方相氏(ほうぞうし) 四つの金目を持ち鬼を退治する役
赤鬼、青鬼(病鬼・悪鬼)
赤鬼
病鬼との問答 氏子の年番総代が副斎主を務め 出現した病鬼・悪鬼と問答をします 鬼たちは過ちを悟り神前より退散します。
五條天神社 東京都台東区上野公園4-17 JR上野駅上野公園口 徒歩3分
大己貴命と少彦名命を主神として祀る神社で、日本で古くから医薬の祖として崇められる神