我孫子の小学校で授業の授業の一環として伝統行事の「あわんとり」が開催されました。
毎年1月14日に開催のですが、今年は祭日の関係で「あわんとり」は、16日午後一時からでした。
小学校では、前日まで地域の正月飾りを高学年生が集めて・・・全校生徒と地域住民が集まり行われた。「あわんとり」とは一般的には「どんど焼き」「左義長」と 地域によって呼び方が違う感じです。正月に飾った・・・門松、しめ縄、正月飾り、書初めなどを燃やして、一緒に歳神様を空へ送り出して・・・細い竹などに刺したお餅を焼いて食べたりして、歳神様の恵みを体内に取り込む事で、一年、無病息災、五穀豊穣、家内安全で過ごせると云われています。
「あわんとり」は(我孫子・・・千葉県南部・茨城県南部)粟など穀物を荒らす鳥や虫の害を除き五穀豊饒を願ったものです。刈り取り跡の残る田などに長い竹を4本組んで立て、正月に飾った門松や注連飾りなどを持ち寄って・・・
そして「あわんとりほーいほーい」と児童の掛け声で、炎に上がりました。
最初に小学生代表などにより点火して
粟など穀物を荒らす鳥や虫の害を除き五穀豊饒を願って・・・ 「あわんとりほーいほーい」 と 叫んで~ 燃えてる時に何回も・・・ 「あわんとりほーいほーい」
今日に、限って風が強くなり、炎が高く上がりました。
細い竹などに刺したお餅を焼いて・・・食べます。
歳神様の恵みを体内に取り込んで、一年、無病息災、五穀豊穣、家内安全で過ごせます。
一般的には「どんど焼き」「左義長」と 地域によって呼び方が違いますが、意味は同じですね。
★どんど焼き 、正月の松飾り・しめ縄・書き初めなどを家々から持ち寄る・・・
左義長 小正月(1月15日)に行われる火祭りの行事・・・神奈川県大磯町の左義長は国指定の重要無形民俗文化財
★あわんとり(千葉県南部・茨城県南部)
★お焚き上げ(神社で行事としてする場合)
★おんべ焼き(一番上に飾る御幣の事で、なまった言い方)
★御柴灯(おさいとう)
★あがり(長野県南佐久郡小海町、南佐久郡南相木村、北相木村)
★かんじょ(新潟県村上市岩船)
★さいと焼き(神奈川県横須賀市鴨居八幡)
★さぎっちょ(富山県、石川県、福井県、岐阜県、高知県、福岡県)
★しんめいさん(広島県東広島市安芸津町)
★鬼火焼き(九州)正月飾りについてきた悪霊(鬼)を追い払う