■炎のクリエイター日記

美味しいもの・史跡が持つ歴史のご紹介。お料理はプロ・自作を問わず鮮明な画像で、どんな素材も関西仕立てにクリエイトします。

アン肝の煮付け ~風味・味の沁み方よし~

2015年10月10日 00時10分23秒 | 魚介料理
周囲が海で囲まれている日本と言えば、何を普段のメインにするかと言うと、やはりお肉よりもお魚となる訳だが、最近では魚屋さんでめぼしいものは? と見る機会が少なくなったものだ。本日はお得なアンコウの肝、略して「アンキモ」があるようだ。これだと決めて早速買い求め、いつもの日本酒主体で砂糖・味醂・生姜のスライスを加えて水を使わずに煮込んでいく。





この調理法の特徴は、最後の仕上げまで醤油を使わず煮込むと、硬くなる要素を取り除くと同時に、甘味が沁み込み易いようにしているということで、塩分が一旦浸み込むと食材は他のものを浸み込ませることを拒否するからだ。従って塩分を浸み込ませたら馴染むまでの短時間を煮込むことになる。



最後の最後に一つまみの塩で味を引き締める。そして鍋ごと冷水で急激に冷ませば、浸透圧で味が沁みて美味しく仕上がる寸法だ。煮物は急激に冷やすことで、ぬるま温度での雑菌増殖も防げて長持ちするので一石二鳥! 食べる前に再度あっためると完璧だが、アンキモの場合はそのままでOKだ。しかし、この形タツノオトシゴみたいに見えるのはワシだけ?






‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (しじみちゃん)
2015-10-09 22:19:57
こんばんは

わあ、ほんとたつのおとしごの

シルエットだす♪

美味しそうだすね~

最後の塩これが、決め手

なんだすね 煮終わったから

急激に冷やすのがいいんだすね

教えていただきありがとうだす

ぷっちんだす
返信する
感性が一緒・・・ (炎のクリエイター)
2015-10-10 07:47:39
おはようです。(*⌒ー⌒*)ゞ

やっぱり思いますよね・・・タツノオトシゴ状態の肝スライスは。
煮込んでいるときは決行グロかったんですが、出来上がりとなると、
ソフトで上品な仕上がりになったんで、自分が一番驚きましたよ。
応援ぷっちん(^_-)-☆ありがとうです!
返信する
そっくり (チェロ)
2015-10-10 09:13:25

おはようございます、
タツノオトシゴそっくりですね、
アンキモなかなか機会がありませんが、

美味しいです。
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新鮮ですと・・・・・ (炎のクリエイター)
2015-10-10 12:49:00
チェロさん
こんちは。(*⌒ー⌒*)ゞ

もっと新鮮だと、ミディアムレアーくらいにしたかったんですが、
時間が経ってそうなんで断念しましたよ。何せ、特売ですからね~♪
タツノオトシゴ・・・アンコウが食べた? しかし、この形にはね?
いつも(*^_^*)-☆ありがとうです。
返信する
タツノオトシゴ (wakame)
2015-10-10 22:35:30
本当ですね~(*^^*)タツノオトシゴですね
アンキモは好きですが、なかなk食べる機会がありません。
苦手な人も多いですよね。

新鮮な魚がずらり!
美味しいです。
返信する
魚屋さん・・・ (炎のクリエイター)
2015-10-11 00:02:21
wakameさん
こんばんは。(*⌒ー⌒*)ゞ

魚屋さんで、イキの良い良心価格の種類を選ぶみたいな買い物は、
最近では贅沢の部類に入るでしょうね・・・しかしクセでお安いものを探し、
唯一みつかったのが「アンキモ」なんですよね。この形はタツノコ・・・
偶然の産物ですよ。いつも(^_-)-☆ありがとうです。
返信する
アンキモ (英さん。)
2015-10-12 10:15:13
おいしそうですね~

アンキモは、熱燗にも、ギンギン冷やしたのにも合う。
不思議な食材ですね。

タツノオトシゴに見える・・・確かに!
何とかシンドロームの兆し?

大応援団派遣\(^o^)/
返信する
英さん。の分野だった・・・・・ (炎のクリエイター)
2015-10-12 10:48:01
英さん。
おはようです。(*⌒ー⌒*)ゞ

しまった! シンドロームは、英さん。の分野でしたね~~U+1F3B5
生アンコウのキモは、置いてあるのが珍しく、一つ返事で買い求め、
お家で調理したわけですが、少しばかり出来過ぎてしまった感が、
否めなかったですが、これが普通の割烹とかで出てくる出来栄えでした。
いつも(*^_^*)-☆ありがとうです。
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