クラシックギターは基本的にはギターを身体の中央に位置して、ほぼ45度の角度で傾け、ヘッド位置が丁度目線の高さになる程度にする。 そのために、足台を使用してギターを傾けるのである。 ただ、この足台を使用して長く弾いて居ると、どうしても足の筋肉に負担が掛かる。 同じ姿勢でしかも足を曲げた状態を維持するのは意外と疲れるし、場合によっては足がつるような感じになる。 人によっては、この姿勢で腰に負担が掛かって、腰を痛める人もいるらしい。 ただ、腰に負担が掛かるのは、そもそも、ギターを構える姿勢が悪い事が原因であることが多い。
私は腰に負担を感じないが、どうしても左足がつったりする傾向がある。 これは大きく曲げた状態を続ける事が要因だろう。 血液の循環が悪くなるのは明白だし、ある意味では同じ姿勢を動かさないでいる事は、所謂、エコノミー症候群だろう。 これはどうしても、「筋肉が伸び縮せずに血液が滞ってしまうので、筋肉に酸素や栄養が供給されずにさらに固くなるのです。そして固まった筋肉は、血管を圧迫してさらに血行が悪くなります。」
このように、左足は曲げているので、余計に血液の循環を阻害してしまって、右足のように自然な角度ならそれほどでもないが、大きく曲げる左足はどうしても血行が悪くなる。 これを軽減するために、出来るなら、左右の足の角度は同じにして、自然な座姿勢なら緩和されるだろう。
そこで、ギターサポートが登場している。 ギターの角度を足台を使わずに、ギターに取り付けて左足に乗せて角度を出す物である。 いろんな種類があるが、自由に角度を変える事が出来ない物は個人の体型や角度に合わせる事が出来ないので、これは使えない。 最低でも角度を調整できる機能を持っていないとダメだろう。
それと、やはりギターに負担を掛けない物。 特に傷が付いたり、締め付けて、ギターを痛めるような物は使えないし。 いろんなプロのギタリスト達も使用している補助具などを見ると、ギターに吸盤で取り付けている製品が目につく。
私も以前に足に乗せるクッションのような物を買った経験があるが、これは安定性に欠ける事と、高さが足りない事もあり、結局は使えない物だった。
ギター講座の中には足にクッションを置いている人もいるが、とても不安定な感じだし、高さも出ないので、あれでは納得できるような弾き方は無理だろうと思える。
さて、今回はいろいろと探して、これは使えそうだし、意外とレビューも良い物を見つけたので、使ってみたいと思うが、意外と価格も高く、以前からあるギターリフトなどは18000円もするので、これはちょっと手が出ない。
これとは違うが、ほとんど同じ物が6000円で売っているので、これなら一度使ってみたいと思うが・・・。 ただし、使ってみて、使えないとなると・・・。 ちょっと無駄な出費になるし、どうしようかな?・・・と検討中だ。
しかし、最近ではギターリフトを使用しているプロギタリストも多くいるので、決して悪い物ではない事も解る。
ただ、問題は、意外と嵩張る事。 取り付けてはギターケースに入らないので、毎回位置を確認して取り付けないといけない事。 まっ、一旦決めたらその位置にマーキングしてもいいかもしれないかも。
後は吸盤の耐久性がどの程度持つか。 吸盤を取り外したり、取り付けたりするのが頻繁だとやはり吸盤の耐久力は落ちるだろうし、代替えの吸盤がどの程度の価格なのかもきになる。 重さは足台に比べれと軽いように見えるので、持ち運びの邪魔にはなるが、重さが増す事はないだろう。 上手くいけば、ケースのポケットに入るかもしれないし。
入らないでも、専用の袋も付属しているので、まっ、それぐらいは致し方ないだろう。
一度は試してみたいと思うが・・・・。 まだ、購入する決心がついていない。
さて、ギター練習も1時間毎に休憩して、足を動かして血流を良くしながら弾く事にしているが。 集中力もそうだけど、指先も休めないといけないし、足腰も動かして、ストレッチして、リフレッシュしながら続けたい。