美味い酒をもらった。

「みのるちゃん」が美味い酒を持ってきてくれた。
「みのるちゃん」とは遠い親戚で小さい頃に良く遊んでもらった兄貴分でヤンマ捕りを教えて貰った。
彼は国民栄誉賞を貰っているＫ氏と友人で、高校生の頃は悪ガキ仲間だったらしい。
悪ガキ仲間の絆は強いらしく、母校の中学校の講演にその国民栄誉賞氏を呼んでやっていた。
僕が「ボク兄ちゃん」と呼んでる同じく悪ガキ仲間だった人は、昔の仲間が講演に来るというので、自費でもって中学校のフェンスや窓枠などのペンキを塗りなおして、赤いカーペットを敷いて迎えてやっていた。
本当に義理堅いのだ。
当然のことながら三人は講演が終ると、中学校の前にある「みのるちゃん」の家で昔話に花が咲き飲みまくったらしい。
飲むと言えば、過日の親戚の法事の折に「みのるちゃん」と一緒になり酒の話になった。
なんでも、酒造りをしている親しい人から、酒蔵から出荷する酒をポリタンクで貰ってると言うのだ。
会話の弾みで、是非飲みたいものだと言ったら、それを覚えていてペットボトルに入れて届けてくれた。
ペットボトルに入っているので見栄えは悪いが飲んでみると美味い！
ラベルなどは貼っていないから何という酒なのかは解らないけれど兎に角美味いのだ。
日本料理（家庭料理）にはやはり日本酒が合う。
料理にあわせて酒を飲むのか、酒に合わせて料理を作るのか？
酒に合わせて料理を作る腕がないから、僕は料理にあわせて酒を飲む。
従って家には、ビール、日本酒、ワイン、ウィスキー、焼酎と種類だけはあって「飲むことだけには一生懸命だ」と家人に罵られている。