映画とボーリング

春の陽気に誘われて家人と近くのシネコンまで出かけた。
オイラも歳をとったので夫婦特割が使えて、二人で2000円なのです。
実はあるシネコンの優待券が２枚あったのですが、それは私が一人のときに使用することにしたのです。
計算してみると、延べ４本の映画を見るわけで、合計で2000円しか出さない今回のパターンが一番得だと悟ったのです。
映画は家人が今やオタクとなってしまった「東京タワー」でしたが、私の予想通りイマイチでした。
ベストセラーとなった、リリー・フランキーの長編小説『東京タワー ～オカンとボクと、時々、オトン～』を原作としたテレビドラマ化もされたものでしたが

「テレビの方がよかったぁ～！」

テレビは２作品あって、単発ドラマはオカンが田中裕子さんでボクは大泉洋さんでした。
急逝した久世さんに捧げられた作品といってもいいでしょう。
連続ドラマは速水もこみち君のボクと倍賞美津子さんのオカンでした。
香椎由宇ちゃんの佐々木まなみが面白い設定になってたと思います。

ところが映画は何が描きたかったのか、全くわからん作品に仕上がってました。
オマケにチケット売り場のおねーちゃんに「混んでますから」とウソをつかれました。
一番大きなスクリーンではあったのですが半分も埋まってませんでした。
確かに皆が希望するような真中とか通路側の席とかは埋まってたような気がしましたが、家人は一番後ろの右端が好きなものですから、滅多にバッティングしません。

映画を見終わってボーリングに行きましたが、これは当然と言うか、予想された通りと言うか、私のアベレージは133でコテンパンに負けました。
実はこれは昨日の話なのですが、握力をなくした私の右手の中指と薬指は今日も曲げるのが辛いです。

「情けないです・・・」

情けないと言えば、昨日帰ってきて確認したら、情けない負け方をしていたタイガースが今日はスカッと勝ちました。
週明けは肉体的にも精神的にも回復して元気に頑張る予定です。