シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

てんのじ村

2011年06月24日 | グルメ・他
過日に古本屋で買っておいた難波利三さんの「てんのじ村」を読み終えた。
久しぶりに読書しながら涙した。
大阪物の人情噺はいい。
先日見た「東京公園」よりも胸打つ作品だった。
以前にも織田作之助や武田麟太郎を買い求めたこともあったが、最近はとんと御無沙汰だった。

通天閣界隈も串カツ屋だらけになって随分と雰囲気が変わり、ジャンジャン横町もさびしくなったし、てんのじ村は記念碑を残すだけとなった。
少し行けば飛田遊郭の名残を残して飲食街と称する一角があるが、私自身にそちらに出入りする元気もないし金もない。
そのくせ、昔ながらの雰囲気を残してほしいと願うのは自分が歳をとったせいなのだろうか。
日劇会館や国際劇場ももう少し気のきいた映画を上映していたような気がするのだが…。
公楽座はなくなってしまったし…。

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