sunnylakeのポエムガーデン

自作詩を書いています。
心の風景画が届きますように。

暖炉の秘密

2024-01-17 11:42:46 | 自作詩
その家には 大きな 古い暖炉

オレンジ色の火が
ゆっくりと 揺らめく

寒い冬でも
春の野原に いるみたい

れんがつくりの その暖炉には
ひとつの秘密が あった

満月の 真夜中1時になると

壁に 出口が 現れて
好きなところへ 行けるという

たった一時間の 小旅行
今日は 夏の北海道へ

札幌と小樽 思い出の街
オルゴール館も 訪れる

駅で その人だけに見える
暖炉行きの列車に 乗って

またたく間に 家に着いたら

真っ暗な部屋
月明かりだけ 煌々と

この次は どこへ 行こう
思い巡らせ 眠りについた


(2024年1月14日作詩)







*ファンタジー

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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (小松音楽教室 さえ)
2024-01-17 13:03:53
こんにちは♪
今の季節から思うと、暖かな暖炉を頭に描きました。すると「寒い冬でも春の野原に いるみたい」と書かれていたので、やっぱり寒い冬だなぁと思いましたよ。
暖炉いいですね。
「れんがつくら」ここのところがカタカナや漢字じゃないところは、何か思いがあるのかしら⁉︎と思いながら読ませていただきました。

満月の 真夜中1時になると

壁に出口が現れて好きなところへ行って、家に着いたら真っ暗な部屋だけど、次はどこへ行こうって、夢がありますね。
いつも素敵なポエムをありがとうございます💕
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Unknown (larala30)
2024-01-17 15:49:25
こんにちは。

暖炉、オレンジ色の火、もうこれだけでその世界へと誘なわれてしまいます。
満月の夜中の一時 ソワソワしてしまいます。
だって、満月の日がいつも晴れているとは限りません。
でも、願いが叶えられるなら、まだ行ったことのない沖縄へ、青い海,蒼い空を見に行きたいです~
一時間という時間の制限が、欲張りになれない気持ちになります。
サニーさんは北海道ですか。
それも素敵です。
どうか、いい子にしてますから(笑)
後二回はお願い致します~~~♪

いくつになっても夢見る夢子でいたい私です。
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小松音楽教室 さえさんへ (sunnylake279)
2024-01-17 15:51:52
さえ先生、こんにちは。
ご訪問&コメントありがとうございます。

さえ先生がおっしゃるとおり、詩を考えていた時、寒いから暖かくなる詩
がいいなぁと思っていたら、暖炉が浮かびました。
「れんがつくり」は、最初「つくり」を漢字にしようかなと思ったのです
が、ちょっと硬いイメージになるので、平仮名にしました。
またカタカナより平仮名の方が、より物語っぽいかな~と思いました😀
壁に出口は初めドアと書いていましたが、なんかドラえもんのどこでも
ドアみたいに思えて、出口に替えました😊
夜中だけど楽しい感じが出ていたらいいな~と思っています。
夢があると言っていただき、とてもうれしいです💕

いつもありがとうございます🚪
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Unknown (naotomo3451)
2024-01-17 16:02:19
こんにちは!
こんな素敵な暖炉があるお家が有るといいですね。暖炉って響きがとても素敵で、大好きです。
子どもの頃、ペチカの歌も大好きでした。
私もどこかへ出掛けたいなと、思いながら詩を読んでいました。被災した方々に暖かい暖炉を差し上げたいですね。

心温まる夢の世界を有り難うございました。なおとも
返信する
Unkown (油屋種吉)
2024-01-17 17:49:16
こんばんは。いかがお過ごしでしょう。
素敵な詩をありがとうございます。拝読して、わたしなりの暖炉を思い浮かべました。
揺れ動く炎を見つめながらゆったりとくつろぐ。ごろごろ喉を鳴らしながら猫ちゃんが膝にのってくる。ぬくもったからだがいつしかわたしを夢の世界にいざなってくれて……。どこへでも行けるドアがあるのなら、21歳のあの日あの時にもどってみたいと思います。
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larala30さんへ (sunnylake279)
2024-01-17 17:53:59
larala30さん、こんばんは。
ご訪問&コメントありがとうございます。

暖炉の世界を想像していただけてよかったです。
満月の真夜中に旅行ができるとしたら、たしかにそわそわしますよね。
私も沖縄はまだ行ったことがないので、ぜひ行ってみたいです。
きっと夢のようだろうなと思います。
一時間、なんとなく決めてみました。
短時間だから、余計に旅の価値が出るかなと思いました。
私は生まれてからずっと大阪なんです。
北海道は5回くらい旅行したことがあって、その時よく札幌と小樽に
行きましたので、思い出の街なんですヨ。
ぜひ想像の中で、何度でも行きたい場所に行ってくださいね。

いつもありがとうございます🚪
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なおともさんへ (sunnylake279)
2024-01-17 17:55:38
なおともさん、こんばんは。
ご訪問&コメントありがとうございます。

暖炉っていう言葉、私も大好きです。
なんだか夢があるような気がします。昔から憧れていました。
ペチカの歌、そういえば昔よく耳にしました。とてもいい歌ですよね。
私もこの詩を書きながら、被災地の方々のことを思いました。
とっても寒い思いをされているのかな、できるなら暖炉がある部屋で
暖かく過ごされますようにと。
本当に早く平穏な日々に戻られることを祈っています。
心温まると言っていただき、とてもうれしいです。

いつもありがとうございます🚪
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油屋種吉さんへ (sunnylake279)
2024-01-17 19:08:35
種吉さん、こんばんは。
ご訪問&コメントありがとうございます。

素敵と言っていただき、とてもうれしいです。
種吉さんの思い浮かべられた暖炉、ほんとに暖かそうで、とてもいいなぁ
と思いました。
暖炉ってただ暖かいだけでなく、ゆったりと心がくつろぐのがいいですよね。
ネコちゃんもきっと気持ちよさげにしていますね。
うとうとして過ごす時間は、夢とつながって幸せになります。
そんなひとときって大切だと思います。
種吉さんは、21歳にかけがえのない想い出があるのでしょうか。
その時に旅して、きっと素敵な時間を過ごされることと思います。
私も学生の頃かなと思いました。

いつもありがとうございます🚪
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Unknown (saruru1791)
2024-01-19 10:48:51
寒い冬でも
春の野原に いるみたい   寒い日の至福の時間が良く理解できます 心も体も求めるものは同じなのかもしれません 何度も読み替させてもらいました いつも僕は思います サニーさんのポエムは 『絵』だと 小樽も札幌も四季を通して 美しい街です 特に小樽の北一硝子の通りは そぞろ歩きの異国の風景です 誰もが幸せになれる時間が共有できます どんなにさむい時でも暖炉に手を かざす幸せを共有したいと思います 硬くなってごめんなさい  良い時間をありがとうございます
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saruru1791さんへ (sunnylake279)
2024-01-19 12:44:10
saruruさん、こんにちは。
ご訪問&コメントありがとうございます。

寒い中での暖かさって、ほんとに至福ですよね。心がホッとします。
ちょうどいい暖かさは、心にも体にも良いものですね。
何度も読んでいただいて、とてもうれしいです。
今回も絵を感じていただけてよかったです。
私が詩を書く時、映像を思い浮かべているからかもしれません。
小樽と札幌、saruruさんはとてもよくご存知ですよね。
北海道に行く時はまず札幌に着くので、いつも隣の小樽も行きました。
北一硝子の通り、本当に素敵です。
運河もあって異国情緒たっぷりだと私も思います。
オルゴール館では、手作りのオルゴールも作ったことがあります。
またいつか行きたいです。
暖炉に手をかざす時間幸せを、共有していただけてうれしいです。

いつもありがとうございます🚪
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