学生ホールで缶コーヒーを買っていたら、
その横で何人かの学生が話しているのが聞こえた。
敬語がむずかしい、という話。
「なんか舌噛みそうだよな」「ちゃんと覚えた記憶ないもんな」「オレ、マジで言えねぇぜ」「面接とかヤバイよな」
「どうやって覚えればいいんだよな」「言える自信ないし」 ……
ごもっとも
今まで、あなた方に対して、敬語を使って話をしてくれる大人がたぶんいなかった。
間違った言葉遣いを注意をしてくれる大人もいなかった。
それなのに、今になってああだこうだと言われる。できない、わからないのも、無理はない。
美しい日本語、正しい言葉遣いできちんと話す、というのは大人が思っている以上に、学生さんたちにとっては難しい。
特に敬語は、「全く違う言語」のように彼らは感じている。
先日も、教員室での会話を聞き、困ったなあと思った。
担任の先生と話をしている女子学生。「せんせー!だからぁ!今日までにやってくれるって言ってたじゃないですかぁ!待ってたんですよ!」
それに答えて先生、「ああゴメンゴメン。今日までって言ってたっけ。悪い、ちょっと待ってて!」
注意しないんですよね。言葉遣い。許してしまっている。
そして学生も、こういう会話をよしとする中で育ってきたんだもの。それが駄目だとは気付かないよね。
それが急に、尊敬語だの謙譲語だの。
私は、話し言葉がきれい、というのはそれだけで財産だと思う。
「言葉は品性の鏡」。
言葉は、聴いて覚えるのが一番です。英語でもなんでも。敬語でも。
社会に出れば、回りの大人が使っている言葉を真似しているうちに覚える。
そこで、参考までに「敬語を見て聞いて覚える」ことを前回の講座で提案しました。
1.昔の日本映画を観る 小津安二郎監督の作品など
原節子さんの「東京物語」 私も好きで何度も見ました。
見ているうちに、原節子さんの品のある、たおやかで優しくて美しい言葉を覚えた。
「…あら、どうなさったの?」「お疲れになったでしょう?」
まばゆいばかりの美貌・原節子さん、美人の上に話す言葉も美しいので、なおさら光かがやいてみえました…昔の日本女性って、みなさんこんな風に話していたの?
2.「奥様は魔女」 確か金曜日の6時半からNHK・BSで再放送してます。
たぶん、翻訳したときの言葉が「きれい」だったんだと思う。
サマンサのセリフ:お客様が来たときに「ようこそいらっしゃいました、さあどうぞこちらへいらっしゃって。お待ちしてましたわ。お茶を召し上がって。」
といって魔法でお茶とケーキを出したりする。
とにかく、きちんとした日本語、美しい言葉で話してるサマンサ。ステキな奥様に見える。
3.「サザエさん」 日曜7時半 8ch。
おなじみのサザエさんですが、おかあさんのおフネさんが、やはりきちんとした敬語で話している。
例:ワカメちゃん「今日、おとうさん帰りは遅いの?」
おフネさん「今日は会社の方とお付き合いがあるっておっしゃってましたから。きっと遅い時間にお帰りですよ」
こんな感じ。今でも、いいところのご家庭では、家族内でも敬語で話しているみたい。
例:
息子「おはようございます。おとうさんはもうおでかけですか」
母「あら、ご存知なかった?朝から会議ですって。あなたもお急ぎなさいね。」
うちなんて
「パパはぁ~」「もう会社行っちゃったよ!早くしなさーい!」毎朝こんな。あぁ…(^_^.)
4.ゲゲゲの鬼太郎
鬼太郎が目玉おやじに話すときは割りとしっかり敬語を使っている。
敬語というか、丁寧に話している。「おとうさん、しっかりしてください!」なんて。
それに対して
ちびまる子ちゃん 見てる分には面白いんだけど、おかあさんのことを「あんた」と呼ぶのね。まるちゃん。
私、娘が私のことをあんた呼ばわりなんぞした日には… 許しちゃおかないわ<(`^´)>
言葉ひとつ、言い方一つでその人の、人となりが判断されてしまうことがある。
私も、気をつけよう。
朝からどしゃぶり
そんな中 こぐまちゃんは遠足 大洗の水族館ですって。
お魚たくさん見れたかな?イルカのショーもやってるんですよね。
楽しんできてくれるといいな♪
もうすぐ帰ってくる 帰ってきたらピアノのお稽古です
…子供も大変だ…
大人も、子供も、ファイト!!!
(^^)/~~~
その横で何人かの学生が話しているのが聞こえた。
敬語がむずかしい、という話。
「なんか舌噛みそうだよな」「ちゃんと覚えた記憶ないもんな」「オレ、マジで言えねぇぜ」「面接とかヤバイよな」
「どうやって覚えればいいんだよな」「言える自信ないし」 ……
ごもっとも
今まで、あなた方に対して、敬語を使って話をしてくれる大人がたぶんいなかった。
間違った言葉遣いを注意をしてくれる大人もいなかった。
それなのに、今になってああだこうだと言われる。できない、わからないのも、無理はない。
美しい日本語、正しい言葉遣いできちんと話す、というのは大人が思っている以上に、学生さんたちにとっては難しい。
特に敬語は、「全く違う言語」のように彼らは感じている。
先日も、教員室での会話を聞き、困ったなあと思った。
担任の先生と話をしている女子学生。「せんせー!だからぁ!今日までにやってくれるって言ってたじゃないですかぁ!待ってたんですよ!」
それに答えて先生、「ああゴメンゴメン。今日までって言ってたっけ。悪い、ちょっと待ってて!」
注意しないんですよね。言葉遣い。許してしまっている。
そして学生も、こういう会話をよしとする中で育ってきたんだもの。それが駄目だとは気付かないよね。
それが急に、尊敬語だの謙譲語だの。
私は、話し言葉がきれい、というのはそれだけで財産だと思う。
「言葉は品性の鏡」。
言葉は、聴いて覚えるのが一番です。英語でもなんでも。敬語でも。
社会に出れば、回りの大人が使っている言葉を真似しているうちに覚える。
そこで、参考までに「敬語を見て聞いて覚える」ことを前回の講座で提案しました。
1.昔の日本映画を観る 小津安二郎監督の作品など
原節子さんの「東京物語」 私も好きで何度も見ました。
見ているうちに、原節子さんの品のある、たおやかで優しくて美しい言葉を覚えた。
「…あら、どうなさったの?」「お疲れになったでしょう?」
まばゆいばかりの美貌・原節子さん、美人の上に話す言葉も美しいので、なおさら光かがやいてみえました…昔の日本女性って、みなさんこんな風に話していたの?
2.「奥様は魔女」 確か金曜日の6時半からNHK・BSで再放送してます。
たぶん、翻訳したときの言葉が「きれい」だったんだと思う。
サマンサのセリフ:お客様が来たときに「ようこそいらっしゃいました、さあどうぞこちらへいらっしゃって。お待ちしてましたわ。お茶を召し上がって。」
といって魔法でお茶とケーキを出したりする。
とにかく、きちんとした日本語、美しい言葉で話してるサマンサ。ステキな奥様に見える。
3.「サザエさん」 日曜7時半 8ch。
おなじみのサザエさんですが、おかあさんのおフネさんが、やはりきちんとした敬語で話している。
例:ワカメちゃん「今日、おとうさん帰りは遅いの?」
おフネさん「今日は会社の方とお付き合いがあるっておっしゃってましたから。きっと遅い時間にお帰りですよ」
こんな感じ。今でも、いいところのご家庭では、家族内でも敬語で話しているみたい。
例:
息子「おはようございます。おとうさんはもうおでかけですか」
母「あら、ご存知なかった?朝から会議ですって。あなたもお急ぎなさいね。」
うちなんて
「パパはぁ~」「もう会社行っちゃったよ!早くしなさーい!」毎朝こんな。あぁ…(^_^.)
4.ゲゲゲの鬼太郎
鬼太郎が目玉おやじに話すときは割りとしっかり敬語を使っている。
敬語というか、丁寧に話している。「おとうさん、しっかりしてください!」なんて。
それに対して
ちびまる子ちゃん 見てる分には面白いんだけど、おかあさんのことを「あんた」と呼ぶのね。まるちゃん。
私、娘が私のことをあんた呼ばわりなんぞした日には… 許しちゃおかないわ<(`^´)>
言葉ひとつ、言い方一つでその人の、人となりが判断されてしまうことがある。
私も、気をつけよう。
朝からどしゃぶり
そんな中 こぐまちゃんは遠足 大洗の水族館ですって。
お魚たくさん見れたかな?イルカのショーもやってるんですよね。
楽しんできてくれるといいな♪
もうすぐ帰ってくる 帰ってきたらピアノのお稽古です
…子供も大変だ…
大人も、子供も、ファイト!!!
(^^)/~~~