気が重いよ…伊那篇

落ちるところまで落ちた男の日記

嗚呼、伊那市営球場

2013-02-07 20:07:07 | 昭和レトロ
伊那市営球場の改修状況を見て来よう!と仕事のついでに立ち寄ってまいりました。
私は、この改修工事の反対派です。
全国でも珍しい、市営球場と県営球場が隣接しているという自慢の造りでした。
2球場とも老朽化しているにしろ、立派な“スタジアム”だったのです。
それが、間もなく完成する新伊那市営球場は、“グラウンド”へと成り下がります。
スタンド・フェンス・スコアボードを撤去してしまうというのです。
かつて、高校野球のメッカだった球場ですよ。
長野国体ではソフトボールのメイン会場だったし、一昨年は信濃グランセローズ対群馬ダイヤモンドペガサスの公式戦ナイターも行われています。
もっと遡れば、プロ野球のイースタンリーグやオープン戦も行われた球場です。
2億円使って改修するなら、スタジアムにこだわるべきだったのではないでしょうか?


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隣接する県営球場が立派なら文句を言いません。
しかし、今時、両翼90M、中堅120Mの球場がありますか?
錆びてボロボロのスコアボードを何年使い続けていますか?
みすぼらしいロッカールームで、着替えをしている選手が可哀想じゃありませんか?
県営球場の改修が先ですよ。
そして、県営球場が他市並みに立派になったところで、市営球場を簡易球場に改修すべきだったのです。

今のままじゃ、県営球場は老朽・狭隘でボロボロ。
市営球場は、スタンドも無い簡易球場で、公式戦も出来ない…。
2球場とも、こんな中途半端でいいんですかね?
上田にしろ、飯田にしろ、立派な県営球場があったうえで、レトロな市営球場が残っているでしょう…。


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もう、今日の時点でスタンドは全部取り壊されていました。
フェンスも外野を残して撤去されていました。
スコアボードは既に跡形もなく、バックスクリーンだけシートが掛けられて残っていました。
悲しいことです。

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