気が重いよ…伊那篇

落ちるところまで落ちた男の日記

違法な消火器販売にご注意を!

2013-05-30 19:04:39 | 日記
仕事から帰宅すると、お袋が言いました。
「明日10時に消防署から消火器の点検に来るから…」
おいおい。
「消防署が消火器の点検に来るなんて聞いたことないよ」と私。

すぐに、伊那消防署に電話で確認いたしました。
「消防署から消火器の点検に伺うことは一切ありません」とのこと。
やっぱりね。お袋は、まんまと違法業者に騙されたのでありました。
まぁ、正確に言うと未遂ですけどね。

73歳の老人が信じてしまうんだから、消火器の悪徳訪問販売の手口もかなり巧妙です。
多分、業者が消火器の点検に来た際に、消火器が無ければ、「法律で設置が義務付けられているので、これを購入してください」。
消火器の耐用年数(約8年)が過ぎていれば、「消火器の耐用年数が切れています。このままだと爆発する恐れがあるので、これを購入してください」。
とセールスするはずです。

明日10時、私が家に居ようかなと思います。
消防団時代の活動服にアポロキャップを被って、玄関に出て行けば、姿を見ただけで退散するでしょうからね。
楽しみ楽しみ。

…実は、そんな私も30年前の社会人1年生の頃に、苦い思い出があります。
私は、東京のアパートで1人暮らしをしていました。
ある日、消防署の制服っぽい格好をした人達がやって来て…
「消防署の“方”から来ました。お宅は消火器を設置していますか?」
「無いです」
「それはまずいですね。法律で義務付けられているので、この消火器を購入してください」
「はぁ…」
速攻で、1万円の消火器を買わされてしまいました。
後で、ホームセンターのチラシを見ると、同サイズの消火器が3千円で買えることが分かりました。

お袋は、未遂で済み(そう)ましたが、息子の私は騙された経験があるのです。
コメント (2)
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