御嶽海の話題の前に、白鵬のことを書きましょう。
今日14日目、1差で追っていた平幕の北勝富士と隠岐の海が負けました。
白鵬が遠藤に勝てば、千秋楽を待たずに優勝が決まります。
しかし、最近の上位力士たちはどうなっちゃっているのでしょう?
3横綱・1大関・1関脇が休場では、本場所の最終盤、まったく盛り上がりません。
それが2場所続いているのですよ。
14日目結びの一番が前頭9枚目の遠藤を抜擢って、審判部苦肉の策ですね。
しかし、白鵬、立会い、左で遠藤の頬を張り、右でカチ上げ。
解り易く言うと、左手でビンタ、右ひじでエルボーバットです。
その右ひじには、サポーターが巻かれているし---。
こんなプロレスまがいの攻撃を横綱が日常行っていること自体、首を傾げます。
案の定、遠藤はビンタとエルボーで、戦意喪失です。
あっけなく、押し出されてしまいました。

格下の力士が、横綱に張り手やカチ上げってやらないでしょう。
暗黙のルールだからです。
それを、模範となる横綱が平然とやっちゃ駄目です。
格下力士の攻撃を受けて立つのが横綱であります。
こんな横綱だから、11日目の嘉風戦で、負けたのに待ったを主張して、土俵の進行を妨害し、醜態をさらす結果となったのです。
前人未到の40回目の優勝は立派ですが、心から祝福する気にはなれません。

さて、御嶽海。
すっかり、北勝富士・阿武咲・貴景勝・玉鷲などの陰に隠れた感がありました。
でも、本場所の終わりが近付くと、勝ち越しているのです。
不思議な力士であります。
稽古が嫌いで、関脇になった現在、巡業の稽古土俵にはまず上がりません。
新入幕の頃は、横綱の可愛がりの格好の餌食でしたが、さすがに関脇ともなると自己流調整が許されるのです。
でも、稽古しなくても、こうやって勝ち越してしまうのですから、やっぱり天性の相撲勘というものが備わっているのでしょうね。
今日の荒鷲戦に勝って、8勝6敗。
なんと、年間6場所すべて勝ち越し達成です。
本日、嘉風が九州場所の負け越しが決まったので、6場所連続勝ち越しは御嶽海だけとなりました。
年間勝利数も白鵬に続き2位をキープ。
何だかんだ言っても、実力者に変わりありません。



御嶽海、次期大関の最有力候補ですが、2桁(10勝以上)勝てないのであります。
来年は、もうちょっと自分に厳しく鍛錬し、大関獲り、真剣に狙って欲しいです。
北勝富士・阿武咲・貴景勝に先を越されるのだけは勘弁です。
今日14日目、1差で追っていた平幕の北勝富士と隠岐の海が負けました。
白鵬が遠藤に勝てば、千秋楽を待たずに優勝が決まります。
しかし、最近の上位力士たちはどうなっちゃっているのでしょう?
3横綱・1大関・1関脇が休場では、本場所の最終盤、まったく盛り上がりません。
それが2場所続いているのですよ。
14日目結びの一番が前頭9枚目の遠藤を抜擢って、審判部苦肉の策ですね。
しかし、白鵬、立会い、左で遠藤の頬を張り、右でカチ上げ。
解り易く言うと、左手でビンタ、右ひじでエルボーバットです。
その右ひじには、サポーターが巻かれているし---。
こんなプロレスまがいの攻撃を横綱が日常行っていること自体、首を傾げます。
案の定、遠藤はビンタとエルボーで、戦意喪失です。
あっけなく、押し出されてしまいました。

格下の力士が、横綱に張り手やカチ上げってやらないでしょう。
暗黙のルールだからです。
それを、模範となる横綱が平然とやっちゃ駄目です。
格下力士の攻撃を受けて立つのが横綱であります。
こんな横綱だから、11日目の嘉風戦で、負けたのに待ったを主張して、土俵の進行を妨害し、醜態をさらす結果となったのです。
前人未到の40回目の優勝は立派ですが、心から祝福する気にはなれません。

さて、御嶽海。
すっかり、北勝富士・阿武咲・貴景勝・玉鷲などの陰に隠れた感がありました。
でも、本場所の終わりが近付くと、勝ち越しているのです。
不思議な力士であります。
稽古が嫌いで、関脇になった現在、巡業の稽古土俵にはまず上がりません。
新入幕の頃は、横綱の可愛がりの格好の餌食でしたが、さすがに関脇ともなると自己流調整が許されるのです。
でも、稽古しなくても、こうやって勝ち越してしまうのですから、やっぱり天性の相撲勘というものが備わっているのでしょうね。
今日の荒鷲戦に勝って、8勝6敗。
なんと、年間6場所すべて勝ち越し達成です。
本日、嘉風が九州場所の負け越しが決まったので、6場所連続勝ち越しは御嶽海だけとなりました。
年間勝利数も白鵬に続き2位をキープ。
何だかんだ言っても、実力者に変わりありません。



御嶽海、次期大関の最有力候補ですが、2桁(10勝以上)勝てないのであります。
来年は、もうちょっと自分に厳しく鍛錬し、大関獲り、真剣に狙って欲しいです。
北勝富士・阿武咲・貴景勝に先を越されるのだけは勘弁です。