鈴木有機農園

鈴木有機農園の代表、鈴木英俊のブログです。

お中元  カメムシ・クサムネの対処

2012-07-21 22:08:27 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

 今日も肌寒い天候です。  田圃の見周りだけは欠かさず出かけています。  深水管理していた田圃の水が無くなっていないか。  漏水の点検です。

 お中元用のお米と野菜の詰め合わせの荷作りでした。  送料込みで5000円の詰め合わせセットを宅急便で送りますので、荷傷みを起こさないように配慮しながらの荷作りです。  贈り主だけでなく、生産者までお礼が来ることも有るんです。 

 農機具店の展示会でカラー色選の実演をするので、研修兼ねて参加しました。  メーカーの説明でほぼ納得して帰りました。  玄米からカメムシ被害粒を取り除くのが目的で、30kgの袋詰60ほど保管してあり、色選をかけ被害粒を取り除く作業が残っています。  今までいなかったカメムシが津波から大量発生するのですから考えられない事です。  周りの農家にはカメムシとクサムネ(マメ科雑草) 対策するように注意を促しています。  カメムシは品質低下で等級が下がりますし、クサムネは籾と同じ大きさで、コンバイン・籾摺りで除去が難しく種を実らせないようにすることが大事です。  環境の変化によって手を替え品替えして対応していくのですから大変です。

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水稲生育調査

2012-07-20 22:51:48 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

001  10日おきの稲の生育調査です。  農業改良センターから4人で茎数、葉令、草丈の調査です。  先週あたりから幼穂の調査確認も加えられています。  1枚30aの田圃に10株6か所調査するため、目印にポールを差して毎回同じ個所を調査しています。  いま幼穂形成期に入っていて、低温に一番弱い時期です。  過去の不作はこの時期の低温、やませが影響しています。  私は幼穂を低温から守るために深水にして管理しています。  堆肥などの有機物を入れた田圃は低温に対して抵抗力が有るようで、過去の実績から見てハッキリしています。  ただ、稲の生育管理の良し悪しもかかわってきますので、「苗半作」等と言って、苗育ての良し悪しも大切と言い伝わっています。  

 日曜日ごろまで続きそうな低温が心配です。  日本の食糧事情を揺るがす事態になったら大変ですから・・・

 

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コンプレッサー囲い  

2012-07-19 20:39:45 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

001 カメムシ被害米の除去のためにカラー色選を入れました。  斑点米をエァーで弾き飛ばすためのエァーコンプレッサーの囲いを作って貰いました。  屋根の掛っている場所に設置しましたが、台風とか、風の強い日には雨がふっ込みますので囲いました。  元同僚だった渡辺大工さんにお願いしました。  農繁期の忙しい時に農作業のアルバイト感覚で手伝いに来てくれます。  今日は大工仕事で、何となく張り切っているように見受けられました。

001_3  色彩選別機(カラー色選)

カメムシ被害粒を見事に取り除いてくれる優れモノです。  コンプレッサーと一体になって機能します。  

製作途中、親戚の弔問に親父と出かけ、手伝う事無く囲いは仕上がりました。  やはりモチ屋はモチ屋で想定以上のりっぱな囲いになりました。  

 

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富谷町から視察に

2012-07-18 22:45:06 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

 001 今日10時に、富谷から村岡さんご夫婦でEM農法を視察に来ました。  農家のご夫婦と、ご夫婦からお米を購入している主婦の方です。  案内はEM宮城代表の徹さんです。  EM農法を今年から始められたようで、半信半疑の所もあったようで、間近に稲と接して、確認していました。  若い主婦は以前EM活性液を汲みに来た事があり、EM微生物農法を知っていて、村岡さんに徹さんと薦めたようです。  ヤンマーで推奨している、Mリン農法で栽培している方でしたので、専門知識も豊富で、話が通じ合いました。  いろんな稲を株元からの茎の硬さを確認しながら、同じに見える稲でも大きな違いが有る事を主婦の方にも判って貰えました。  EMボカシ肥料の材料等の組み合わせと、ボカシ肥料の取り扱いなどを事細かに説明させて貰いました。  苗の植え付け箱枚数の少なさと、今の生育で少しは理解されたのかと思っています。  若干でも参考になってくれればありがたいです。      

 

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屠場出荷   「仙台牛」

2012-07-17 21:07:00 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

001トラックにすんなり乗ってくれました。  カメラをじぃっと見ています。  残された牛は、寂しそうに泣いています。  鳴き声は子牛が我が家に来た時以来です。  生後3年で体重700kgに育ちました。  肉質は素牛の血統が左右しますし、餌、飼育の仕方で変わります。  肉質の格付けはA-5になると「仙台牛」の称号で店頭に並びます。  製品になっても耳票番号0694が最後まで付いて回ります。  どこで生まれ、牛の両親・祖父母から育ての親は誰か判る仕組みになっています。  国産の安全・安心はこのような仕組みで守られています。  

 畜産農家は今、喘いでいます。  意を汲みとって食べてほしいものです。  

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