私は今日、何気なくNHK総合の七時のニュースを見ていたら、ラッキーにも、ザ・ビートルズが、最後の新曲を出す、との報道を聞き、そういえば、あの、二人のビートル、生き残りの、ポールマッカートニーと、リンゴスター、この二人が、とうとう最後と、意志を固めたんだなあと、その意欲を大いに買った。
私はそのテレビでは、皆、CDや大判のレコードを扱っている、ショップを映していたが、アマゾンミュージックではどんなもんか、と思って見てみると、電子音楽のダウンロード版がその新曲と2023年バージョンのLove Me Doが二曲で400円。新曲一曲だと250円。
レコード盤では、五千円以上はする感じで手が出ない。CDでも、千六百円を越える。
私は、潔く、ダウンロードの二曲400円を選んでみた。それらは、新曲一曲よりも彼らのデビュー曲の、ラブミードゥーが入った事で、本当に最後なんだなあ、との実感と、それへの、完結編へのザ・ビートルズとしての結論が、これだ!との、彼らの最期の主張を聴いているような気がした。
あとは、もうちょっと、ジャケット、アートワークのデザインが地味過ぎて、こんな無味乾燥な味気ないデザインじゃなく、生の写真画像か、凝りに凝った絵画には出来なかったのかなあ、とは私自身は思っている。
この新曲は、AIを駆使して、ジョンレノンの粗削りなテープに吹き込んだ楽曲を、改める所は改めて、新しく現代に蘇らせた曲だ。
ビートルズの、気持ちを察すると、何とも、彼らの道のりは、ここまで来るまで、遠い道であったと思いを馳せざるを得ない。
本当に、ビートルズは、これで店を仕舞うのか、と思うと、ビートルズ文化とさえ言える文化の香りが、失せてしまうようで、何か非常に悲しい。
この曲は、これから、ビートルズのスタンダードに果たしてなるのか。それは判らないが、ビートルズとしての、最後の矜持、誇りを示した、現代の音楽界に問うた、例によって、ジョンレノン仕込みの楽曲ではあるが、ジョンも、あの世で喜んでいるのではないか、との、私もファンなりに、良きかな佳きかな、との思いを持って、この曲を聴いている。
以上。よしなに。wainai
今、このコメント文章は談合坂SAで書いています。総本山の途上です。
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