グレングールドの「バッハ:平均律クラヴィーア曲全集」を、数日前、一週間位前に、アマゾンで購入した。
これは、CDでであり、電子ダウンロード版だと、何と四千円も掛かる。それが、物が付いた、CDだと、千六百円程で買えてしまう。これでは、電子ダウンロードのお手軽さに慣れた者にとっては、買う気すら失せてしまう。
だから、CDで買った方が得であり、私はCDにした。全然、ダウンロードのうまみなど一切ないのが、残念至極であった。
この、グレングールドの平均律~は、聴いていて、非常にリラックスできるし、何度聞いても飽きない。ピアノの演奏は、緻密に仕上がっていて、聴く者を捉えて離さない。
グレングールドの、最近のお気に入りでは、何と言っても同じくバッハの「ゴールドベルク変奏曲」だが、これの最新版は持っていて、なんと、1950年代版が、アマゾンのサイトで、今だけかもしれないが、250円で売っていたので、聴き比べたいのもあって、買った。これもお得であり、お手軽である。
皆、個人のピアノ演奏である。しかし、そこには、オーケストラにも負けない、ピアノと言う楽器の王様の、王者のような風格、毅然とした、素晴らしい演奏だと個人的には思う。否、これは、この演奏は、もう立派な歴史に残る名演として、各種評論家、購入者の意見は一致をみている。私などが出る幕でもない。
とにかく、表現力においても、作品の価値としても、凄いの一言である。上記の千六百数十円には、これはCDが四枚も付いてのこの値段である。だから安いと言えるのである。
私の様な、音楽、特にピアノ初心者にとっては、非常に勉強になる、為になる、と言っても全然、過言ではない。
その他、気分転換に、リラクゼーションの為に、と言った用い方も、このCDは出来得るものと信ずる。バッハは初心者を含めて、応用が効くのだ。
とにかく、私の今回の買い物は、良き買い物であったと、胸を張って言える作品群である。
以上。よしなに。wainai