チェック(チェッカー)の作業は、間違ったところを正しく直すものであり、
決して、正しい ところを 間違い にする作業ではありません!
このためには、
① 労を惜しまず、調べ物をする!(×あて訳、過信)
② その専門分野(×総合物)の英日の基礎をつくる!英日の基礎は、英日のみならず日英の基礎にもなるのです。
この点、特に日英は勘違いしている人が多いようなのですが、これまで多くの生徒や翻訳者の訳文を見てきて、日英から入った人はいわゆる直訳が多く、日本人が読んで安心するものが圧倒的に多いのです。
急がば回れ、と申します。日英を目指す人は、英日を軽視せず、まず英日の基礎をつくることをお薦めします。
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そして、チェックの盲点は 数字 です。
チェックするときに、文章は目を皿のようにして見るが、数字はノーチェックという人がいかに多いことか(@_@)!
これでは、チェックしたことにはなりません。
数字は、言うまでもなく、非常に大事な要素です。
これが違っていたら(桁がずれていたり!)したら、大変なことになります。
金額、日付のみならず、根拠条文、住所、電話番号などもしっかり見て下さいね。
「えっ?条文?見てませーん。数字の部分は全部とばしました」なんて平然と言う人はいません・・・よね?