たまには本格的な酒場で酔う ＠JQKing

お目付け役が一泊旅行に出かけた夜

箍（たが）が外れたが如く

暴走する親娘がここにいた

「まだ帰る時間じゃないよね」
「まだ飲むんかい」
「だってまだこんな時間だよ」
「早くから飲み続けとるだろうが」
「こんなチャンスはそうそうないのに」
「確かに」
「じゃぁ行くんだね」
「行くべ」
「楽しみ楽しみルンルンるん」
「なんやねん」



「表のチャリがなければ洒落てるかも」
「」



「たまには本格的な飲み屋さんで飲みませう」
「なんか口調が変ですぞ」
「こういうところに入ると緊張するでござる」
「私も襟を正さねばなりませぬね」



「いきなり食べ物のメニューですか。まずはドリンクを選びましょう」



「そうでございますね。」

「私はバラライザーを所望いたす」



「これ、そこの者。私にカリフォルニアコリンズを持って参れ」
「こりゃぁ、調子に乗るんでねぇ」
「私も緊張して来たでごわす」
「西郷どんの見過ぎやで」



「竹鶴押しでしょうか」
「かもしれんのぉ～」



「あの黒板にアペタイザーが書いてあるで」




「もう頼んでも良いのですか、御父上」
「良きに計らえ」

「お代わりにモスコミュール頂戴な」



「こっちは、ささみスティックにチーズポテト」



「静かなェぇ所じゃのぉ」



「なんで廣島弁になるんじゃ」
「なんとなく楽しくて」



「野毛みたいに気難しい雰囲気じゃないし、変なおっさんは一人しかおらんし、ええ処やわぁ～」
「変なおっさんって誰の事」
「自覚しているくせにぃ～」
「やぱりぃ」



「飲みすぎたし、そろそろ帰りましょうか。御父上」




過去の訪問記録
2018年7月：オーセンティックバーに酔う

お店の情報は個人の備忘録と掲載しています。訪問時とは所在地、営業時間、定休日等変更になっていたり、そもそも誤った内容を記載しているかもしれません。最新の情報は食べログなどでご確認ください。
『J.Q.KING （ジェイキューキング）』
神奈川県横浜市磯子区東町18-8
・根岸駅より山手方面線路沿いを徒歩2分
営業時間：【月～日】18：00～翌２：00
定休日：無休

娘を連れて立ち飲み屋 ＠大番

嫁が一泊の小旅行
世間の人達はこの状況に何を思うのであろうか

「寂しいのぉ～」
「可もなし不可もなし」
「チャンスじゃぁ！」

儂

もちろん、おにぎりマン

娘を連れて

いや、嫁を連れて行ってもエエんですけどね。
いきなりだと刺激が強すぎるので娘に下調べをお願いした次第で

ということで、午後５時15分前には現地に集合。



一巡目に入られることは間違いなし。
ただぁ～し、あちら側とこちら側二か所に入口に適当に並んでいる。
個人的にはこっちの方が好きなんですかさずここに並んだが、列の長さは明らかに向こう側が長いんだよね
そのまま待ってエエんでしょうか



定刻になり、並んだ順番通り入店
この辺りはお行儀が宜しいのでしょうかね。
もしこれが、○○だったら扉が開けられた瞬間に・・・

それでは問題です。
○〇は何処でしょうか

そんなことはともかくとして、
「お飲み物は？」
「生大と中、頂戴な」



普通、この手のお店の口開けは、順番通り注文が聞かれるのでそれまで待つってのがルールのハズ。
愚昧一族より先に入店した常連さん達もドリンクを頼まれた後は大人しく待っていらっしゃるので、愚昧もそれに従う。



奥から詰めて入店するので、ドリンクも奥のお客さんから順にオーダーし、入り口まで聞き終わったところでアテの発注になるはずであるが、途中でアテを発注する輩が出てくる。
そうなるとひっちゃかめっちゃか
所謂、わや状態

しかぁ～し、常連さん達、何事もなかったかのように待っている。

愚昧一家もゆっくりと短冊を眺めて待つ
トロブツもなさそうだし、一巡で品切れはないだろうし



順番が来たところで
「タコ刺しとナカオチ頂戴な」

まずは、タコ刺し



まぁ普通に美味いがなんといっても
ナカオチ



これ350円だもんね、
あれば毎回頼んじゃうよ



本日のサービス品は、甘エビ



ドリンクは、レモンサワー



お嬢様は冷酒に走る



ちと寒くなったらしく、温かい大番汁



〆に指名の揚げ物は、今回はイワシ



フワフワでなかなかに美味しいんですよ。



過去の訪問記録

1. 2018年4月：生麦の名店に訪れる
   
2. 2018年5月：ナカオチ売り切れ
   
3. 2018年6月：折角の東京外勤ですから
   

お店の情報は個人の備忘録と掲載しています。訪問時とは所在地、営業時間、定休日等変更になっていたり、そもそも誤った内容を記載しているかもしれません。最新の情報は食べログなどでご確認ください。
『大番』
神奈川県横浜市鶴見区生麦3-6-5
・京浜急行 生麦駅から５分
営業時間：17:00～22:00
定休日：日・祝日

極狭ワンタン屋で酔う ＠上海わんたん・食彩厨房

この日の嫁は小旅行
娘に、
「蒲田行くか？」
「もちろん。餃子やろ！」
「ちゃうで」
「ぇえぁ～。またとんかつかいな。」
「とんかつよりは餃子に近い」


まぁええやろ



出発は蒲田駅

小雨がぱらついているが近所の寺社詣で　　詳しくはブログで

丁度、良い時間帯になったのでお店に向かう
しかぁ～し、時計を見て多少焦る
13時25分
お昼の営業は14時までってのは覚えていたが、ラストオーダーがあったか定かではなく不安になったのだ

なんとかお店の前に13時30分丁度に着くことが出来た

しかぁ～し、14時までいや多少14時を回っても大丈夫だった見たい





店頭にはお一人お待ちであったが、愚昧達が到着すると間もなく先客さんと入れ替わり入店されたので、待ちは我ら2人のみ

いうても、店内のカウンターにイスは4つ
定員4名様の極狭店なのだ



程なく我々も店内に導かれ、品書きを眺める



いうても、ワンタンだけやけどね。
海老ワンタンか、椎茸ワンタンか、ミックスか
それと個数が選べるなど選択肢はあるが

「ミックス頂戴な」
「それだけでよろしいですか」
「ビールと春巻きもね」



チョッとしたおつまみもあるみたいだ。
以前からあったっけ

まずは青島ビール



お約束ですから





三口コンロは、椎茸ワンタン茹で用、海老ワンタン茹で用、そしてスープ温め用だ
それに春巻きを揚げるフライヤーコンロもあるけど



さて、ミックスワンタン



こういう白湯系のスープ



海老ワンタン



椎茸ワンタン



やっぱりプリプリの海老が入った方が好みかな



春巻き

これは注文を受けてから巻くのだ



もちろん揚げたて、熱々、サクサク



これも美味しいですねぇ～



またきっと来るでしょう




過去の訪問記録
2013年9月：関東を離れる前に初訪問

お店の情報は個人の備忘録と掲載しています。訪問時とは所在地、営業時間、定休日等変更になっていたり、そもそも誤った内容を記載しているかもしれません。最新の情報はお店のHPなどでご確認ください。
『上海わんたん・食彩厨房』
東京都大田区蒲田1-13-7
・ＪＲ蒲田駅　 東口から徒歩７分くらい
営業時間：１１:００～１４:００、１７:００～１９:３０　（持ち帰り通し営業）
定休日：日曜日、月曜日