蕎麦屋で酔う ＠鷹山

この日は単身赴任先の山梨から大きな荷物を抱えて帰って来た

気分としては立ち飲み屋行脚なのだが荷物が邪魔

ならば駅近の混雑していない酒場を目指す

あ、酒場じゃなくてそば屋ね



都会では蕎麦前って蕎麦屋で飲むのが粋なんだそうだが、どうせオイラは田舎者

そもそも粋がなんだかわかりゃぁしないぜ

ちなみに、広島生まれの広島育ちの愚昧

生まれた時からそば文化ってものを知らずに育ってきたんだし・・・



さて、やって来た蕎麦屋

かけそば、もりそばは350円って立ち喰い蕎麦の価格じゃねぇか



ガラガラガラと引き戸を開け、

「一人なんじゃけどの」

「お客さん食券を買ってください」

なぁ～んて遣り取りをするほど耄碌しちゃぁいねぇぜ！

サクッと券売機で食券を購入しカウンターに差し出す。

女子会で盛り上がってる一団と、一人でトロをつつき乍ら日本酒をちびちびやってる紳士の間の席が丁度空いていたので腰掛ける。



以前は調理場前のカウンターは立ち用だったようにも思うのだが、ハイチェアーが置かれている。

このお店、高級そうな装いではあるが、半分セルフの格安店

おしぼりなどは自分で取って来る

隣に座られていたご婦人も老紳士も途中で何度も券売機に立ちドリンクのお代わりをオーダーされていた。ファーストオーダーは食券だが追加は現金でもオッケーってお店が多い中で徹底されているのは大したものだ

って、書いてはみるものの心の中では面倒な・・・



この時は端から日本酒気分



チョッと贅沢に500円

そんなもんを贅沢とは云わんだろう



本日のオーダーは大満足御膳

少々の満足ではない大満足だ

天ざるとご対麺



主役の蕎麦だが多少香りもあるだろうか



蕎麦の前に飲むから蕎麦前であって、蕎麦を先に喰っちゃぁ蕎麦後になっちまうぜ

ほんま、田舎者は埒が明かんわ



天ぷらはエビが2尾、キス、イカに野菜　　覚えて無いのがばれちまった



あばれはっちゃくの麺

リフトの技が無いだけ説が有力ではあるが




お酒のお代わりが必要と感じた愚昧、先人たちを見習い券売機まで足を運ぶ

浦霞の一升瓶を取り出す親父



白地に黒文字か
まぁええけどね

さて、大満足御膳の続き

寿司六貫



これならばまぁええやろ



って、お店を出た時には既に暖簾は外され

隣の女子会と独り飲みの親父はまだまだ呑みそうな雰囲気だったのだが・・・

過去の訪問記録

1. 2016年11月：ミニ天丼セット
   
2. 2017年1月：満足セットじゃ呑み足りないか
   
3. 2018年2月：そば屋で飲む
   

ショップ情報は個人の備忘録程度のつもりで掲載しています。未確認情報も含まれていますので正確な情報は食べログ、お店のHPなどでご確認ください。
『鷹山 （ようざん）』
神奈川県横浜市磯子区西町15-5大幸ビル1F
根岸駅より徒歩１分改札を出て左手に進み、道なりです。
営業時間：11：30～14：30、17:30～20：30
定休日：月曜日

20191101

いが餅

いが餅

日本全国どこにでもある食べ物かと思っていたのですが、

実はローカル色の強いものだったんですね

って、そもそも、いが餅ってご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんので、なかなか写真をお見せしないのであります。

その音から想像するのは

伊賀餅

そう、伊賀甲賀といえば忍者の里

忍者がいつも忍ばせていた非常食かも

確かに、三重県や滋賀県、さらには京都府などにも「いが餅」ってよく食べる土地なんだそうです。

稲花餅って、稲の花のような

その他諸説あるそうですが

そろそろお見せしましょうかね



呉名物
いが餅

名物に美味いものなし

ちごた

名物の少ない呉にあって名物を冠した食物なのであります。

広島生まれ呉育ちの愚昧も幼少の頃、秋の祭りシーズンになるとこれを頂いたものです。

え、中身を見せろですって

忘れてましたわ



ピンクと黄緑に着色したもち米で飾られたお餅



餡をしんこ餅で包んだものなんですよ。



お店によってかなり味の違いがあって、結構好き嫌いがはっきりして