【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

白浜放浪2013GW 『海底65メートルから3投連続で大きな河豚が現れた場合の意気消沈具合とは~』

2013年05月05日 | 旅三昧!釣り三昧!
南紀白浜へ釣り旅にいってきた。

しかし今回は一人旅ではなく、仕事仲間の細ちゃんが合流しての釣り旅となった。

初日の一つテンヤでは、アコウが上がってきた。



こいつは美味い魚である。ひょっとしたら、ここ白浜では真鯛の次に釣れてうれしいかもしれない。

細ちゃんが仕事を終え、JRで白浜駅にやってくるのを迎えに行く前に、釣れたアコウとガシラを捌き、刺身と粗汁にしておいた。

細ちゃんは一つテンヤはほとんど初めてのようでなんとか真鯛が釣れるポイントに連れて行ってあげたいというのが本心であった。

といっても、僕もこれで4回目の釣法なのだが…。

細ちゃんと久しぶりに雑魚釣り基地で酒を飲む。翌朝の釣果を思い思い妄想しつつ酒を飲む。

この時間が一番楽しいのかもしれないといつも思う。

翌朝、沖に船を出すがなぜかアタリが訪れない。

途中、置いていた細ちゃんの竿がしなりホウボウが上がってきた。



この魚は祐天寺の居酒屋で食べた記憶があるが、活けたものは初めてである。刺身で食べたらアコウに負けないくらい美味かった。

そして今日は、細ちゃんがオジサンとアオリイカを釣り上げ、よいお土産となった。

僕はというと、ついに水深深い場所で気持ちよく竿がしなったのだが、上がってきたのは大きな河豚であった。

その河豚を海に返し、仕掛けを落とすとまたガツンときた。

お土産が来たとひしゃげた竿を上げてみるとまた河豚であった。

そのブーブー泣く河豚に少し話しかけ、海に戻し、仕掛けを落とすとまたガツン!

おぉ!と思い声を荒げて今度こそと竿を上げるとまた河豚であった…。

FBでその話をスレッドにあげると旧友から河豚の調理免許を取ってはとのアイディア。なるほどそれも良いかもしれないと思った。

夕方、家に帰り八戸でずっと前に買っておいた『せんべい汁』を具だくさんで作ったら、これがまたまた驚くほど美味であった。



今宵はぐっすり寝れそうな気がする。ストレスフリーな時間を楽しんでいる。

真鯛は来週末にリベンジをしたいと密かに思っている。