【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

白浜放浪2013梅雨 『 朝焼けが海を朱に染めて~ 真鯛よ何処へ 』

2013年05月27日 | 旅三昧!釣り三昧!
先週末、たった一泊だけだったが南紀白浜の雑魚釣り隊基地へ出向いた。

土曜日に早めに仕事を上がり、暗くなる前に基地に到着。その日のうちに愛船にガソリンとエンジンオイルを給油し暖機運転させた。



夕方は風が強い。

予想通り、やはり昼以降は風が強くなる傾向のようだ。

温泉に浸かりカラダをほぐし、スーパーで買ってきた豚肉のキムチ炒めをフライパンで作成しフライパンで食べる。手っ取り早いし、なかなか美味い。また買おうと思う。



ビールからレモンサワーへ移行。

軽めに酔って、はやめの就寝。

翌日曜日の朝4時に起床。まだ夜が明ける前に船に向かった。

一つテンヤの仕掛けを作り、エンジンを温める。

満月の大潮の朝マズメである。

これ以上の好条件はあるであろうか。理論上ではだが…。

船を出す同じタイミングで朝陽が辺りを朱に染め始めた。



海も凪いでおり、幻想的な美しさであった。

やがて太陽が顔を出した。



本当に美しかった。

さて、釣りはと云うと…

正直の所、初めて一つテンヤを持ってこの海に出た時に52センチの真鯛を釣り上げただけで、真鯛の具体的なポイントがわからないのである。

自分なりには海底の駆け上がりを攻めているのだが当たりがこない。

併せ、釣具屋さんや他の船との会話によると、まだ白良浜沖には真鯛が30~50mといった浅場に上がってきていない様なのである。

前に真鯛を上げた65mのポイント
界隈はフグ地帯の様で、竿をひしゃげさせる熱いバトルも大きなフグにガッカリという感じなのであった。

浅場で小ぶりなアコウがあがってきた。



そしてこれが今回唯一の持ち帰れる魚となり、家に帰り白ネギと共に赤出汁の味噌汁となった。美味!



今回、釣りの途中で一つテンヤのPEラインが長い所で切れてしまい、テンヤ続行が不可能となったのだが、次回から落とし込みのエサと仕掛けも船に積んでおこうと思った。

しかしあの美しい朝の日の出を拝めただけでも良かったとしよう。

ストレスフリーな時間を楽しめた休日だった。