【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

白浜放浪2015小春日和 『 巨大オキサワラ軍団 vs 我らが雑魚釣り隊 』

2015年11月23日 | 旅三昧!釣り三昧!
久しぶりの雑魚釣り釣行である。

今回は箕面高校の仲間であるユウキが初参戦となり、マスジとシンジ兄との4人が前夜に基地入りした。

悪かった海況予想も次第に良好になってきており、沖の波浪ブイへ出向こうと話した。

初参戦のユウキが、今年のボジョレーの生産者であるフランス人にサインしてもらったボトルを2本持参してきた。

For TEAM ZAKOTSURI 22/11/2015

と何故か書かれてあった。



この素晴らしいプレゼントにより4人ともへべれけになる2時まで飲んでしまい、当日朝5時半の目覚めが大変であった。

今回、ユウキはジギングのためのスピニングタックルを購入持参してきており、オキサワラを釣る事が出来れば間違いなくジギングワールドへのめり込むであろうと僕は密かに予想していた。

マスジはまた試行錯誤を繰り返し、リアにシングルフックを取り付けることによりオキサワラの鋭利な歯によるラインブレイクを最小限に抑える考えを熱く皆に話した。

出港後、波浪ブイに行く途中、水深120メートルのところでジグを投下すると早速、僕のジグに84センチのブリとサバがダブルヒットした!



幸先が良いスタートである。

シンジ兄にもヒットしたが痛恨のラインブレイクであった。

そして波浪ブイへGO~

果たしてオキサワラはいるのだろうかと思いつつジグを投下。水深70メートルラインからロングジグをしゃくりはじめると…

ガツン!

鋭い衝撃とともにタックルが瞬時に軽くなった。

リーダー切られた!

いるぞ!いるぞ!

大きな声でみんなに水深を伝え、またジグを投下した。

又もガツン!

今度はバラさないぞ!と渾身の力でフックを噛ませた。

するとギャングはものすごい勢いで走り始め、リールのドラグが鳴き続ける。

ギャングはカジキに次ぐ速度で泳ぐ事が出来る魚なのである。

そして、ついに145センチ、ゆうに20キロはあるオキサワラを釣り上げる事が出来た。オキサワラ自己記録更新である。



同時にヒットしたマスジ、そしてその後にはユウキも念願のギャングを今回釣り上げたのである。





もうこの時点で、クーラーボックスが満タン状態となった。

その後も僕は、サバ、シイラ、巨大ガシラ、スルメイカ、ホウボウ、ヒメと好調であった。



シンジ兄もスルメイカ、ユウキはオオモンハタを釣り上げた。

シーフロアのアークのアカキンジグがとても効力を発揮した。

このジグはもう1つ求めても良いかもしれない。

睡眠不足と二日酔いからかヘロヘロになり午後3時に納竿とし、時間をかけて釣った魚を捌いた。

夜はブリしゃぶである。



僕は疲れ果てて酒も食も進まなかったけれども、みんな美味い美味いと喜んでくれて何よりであった。

マスジとユウキの寝息を聞きながら、また波浪ブイに行きたいも思いつつ今基地にてこれを記している。


追記:

翌日は雨の中での渋い釣行であったが、ユウキがキメジ、マスジはイサキ、そして僕はアオハタを釣り上げた。



波浪ブイでのオキサワラとのこの日の闘いでは3人してコテンパンに叩きのめされ、星を1勝1敗としたのであった。


釣りロマンを求めて~