【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

親父おめでとう!

2016年02月24日 | 徒然日記
本日、親父が満79歳の誕生日を迎えた~

僕が直接的に働く親父の姿を初めて見たのは親父が56歳の時だった

当時僕は25歳、留学先のトロントより直接ポルトガルに入り、その2日後に訪葡した親父をリスボンの空港に出迎え固い握手をしたその瞬間から僕のアリカでの仕事は始まったのである

あの時、リスボンの街を親父の背中を見ながら歩きジュエリーを探し、リナーテへ跳びサンタマルタ通りにあるイグナチオの店でアンティークを仕入れ、ヒースローへ跳んでボンドストリートにある骨董屋を物色したのであった

日本食に飢えていた僕のために、当時は確かミラノのブレラ通りにあった日本食レストラン「サントリー」に連れて行ってもらった事も覚えている

あれから今に至るまで、親父と共に海外へ出た事は社員研修旅行以外はないような気がする

ただ断言できる事、それは社会人としての僕のビジネスベースを作ってくれたのはKODAK社の尊敬すべき諸兄方だが、僕のビジネススタイルを確立させてくれたのは紛れもなくこの親父という事である

いつまでも元気で長生きしてほしいと切に願っている

親父おめでとう!