親父の遺言
生前親父は自分が亡くなったらその骨を若かりし日に活躍した思い出のスリランカの海に散骨して欲しいとよく言っていた
そしてこのGWにスリランカへ向かう弟夫婦が親父の遺骨を散骨してくるという事で、今朝頼まれた僕は仏壇にある親父の骨壷から親父の小さな小さなカケラを小さな瓶に入れて弟に託した。
親父が愛した海沿いにあるゴールフェイスホテルの傍での散骨を弟は考えているとの事。ぼんやりとした記憶だが今から30年程前にこのホテルの海沿いにあるプールサイドで親父と2人で日光浴をした事を覚えている。
彼の地にて若かりし親父の活躍を考えながら今宵は酒を呑もうと思う。
そして必ず僕もゴールフェイスのプールサイドにまた行こうと心に決めた。


ゴールフェイスの夕陽前の一枚

