【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

白浜放浪2023梅雨 『 念願のイサキゲトとカツオにポッパーの巻 』

2023年07月03日 | 旅三昧!釣り三昧!
久米島での大敗のリベンジをすべくその翌週末、雑魚釣り基地へ向かった。

土曜日は全く海に出れない海況であったが、日曜日は梅雨の合間を縫った晴れ模様。

今回は初対面だがSNSでは同じく釣り好きとして親しくしてくれているシノさんを基地に誘った。シノさんは僕より10歳ちょい若いが想像通り礼儀正しくキチンとした男であり立派なメロンを手に基地にやってきたのであった。

土曜日の夜は豚しゃぶを作り基地で宴会となった。色々と自己紹介と共に其々のライフスタイルから釣りに関する事まで話は尽きなかった。シノさんはハイピッチジャークのジガーであった。

そしていつも通り気持ちよく酔っ払い寝落ちしたのであった。

翌朝は4時半起床。




予想していた通り前日までの大雨で水深50m手前までは水潮でバスクリン状態であった。これでは魚はジグには反応しないと判断して水深80-140mのいつものポイントをしゃくり、その後に今回の本命であったイサキのポイントを探しに移動した。

ちょうど三段壁沖より少し南下した水深50mの地点に水深35mまで駆け上がる小山の様な地形がありイサキにはいささか深い気もしたがバスクリンとの潮目から少し沖に出たその辺りで船を流した。そこにはベイトが付いておりその潮上からジグをベイトに潜らせるように船を流した。

結果的にはこの日は魚がSLJによく反応した。特に今年は少ないとされていたゴマサバのヒットが多かった。そして遂に僕は念願のイサキを釣り上げる事に成功した。




形はそれほどでもないが産卵を終えた後のイサキは塩焼に良さそうである。

その後、目の前にカツオのナブラが突如として発生!

ライトキャストタックルを既に用意していたシノさんの為に船をナブラに近づける。

シノさん、シンキングミノー系のプラグを投げる。

ガツン!

一撃である!

丸々としたカツオである。

悔しいので急いで僕もカツオキャストタックルにフィードポッパーをセットして海面を探す。鳥が居ないので目を凝らして海を見渡さなければならない。

ものの10分ほどであろうか…  遠くにバシャバシャとカツオの群れが現れた。そして幸いな事にこちらに近寄ってきた。

僕はその界隈に誘い出すようにすぐさまポッパーを投げた。ポッパーは水面を音をたてながら水を叩き泡を作る。

ガツン!

やった!カツオが僕のポッパーに食らいついた。




魚を寄せると丸々のカツオであった。最高である!遠路パヤオ辺りまで行かないとなかなか釣れないと思っていたカツオがベイトを求めにSLJの領域までやってきているのだ。夏の海はコレがあるのだ!

この日の僕は、ゴマサバ多数、マトウダイ、スルメイカ、イサキ、カツオ、エソ、グーフーという釣果であった。

翌早朝から出張の僕は念願のイサキとカツオだけをキープし、その他の魚はシノさんに奥さんと楽しんでもらうよう進呈した。

家に帰りカツオを捌く。




もちろん釣りたてのカツオは厚めに切るに限るのだ。ニンニクとミョウガとたっぷりの青ネギで食す。最高に美味い!




イサキはとても食べきれないので塩水でよく洗い、冷蔵庫内にて軽く一夜干しにした。

先週遂に購入した真空パック器にてカツオの半身とイサキを冷凍庫へ。また出張から帰ったら楽しもうと思う。






いやはや楽しい海であった。

釣りロマンを求めて〜🎣



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