この冬1番の寒波が日本を襲った早朝、僕は韓国からポルトガルとイタリアを巡る旅のスーツケースをゴロゴロと関空に向かった。今回の旅は少し長い日程となるのでクルマではなく久しぶりに電車で関空に向かった。
そもそも来週からのヨーロッパ出張のフライトを探す際にあまりに仁川からヨーロッパへのフライトが安い事に気づき、日本韓国間はフライトも多く5万円もあれば往復出来るのでそのルフトハンザを抑えたのだが、それを話すと嫁も韓国に行こうかなと言い出しそれであればとマイサクにも声を掛けて、マイ夫婦とサクとの5人での連休ソウル旅となったのである。
しかしかつては日本からのフライトが最も多く最も安かった海外渡航も、今や仁川空港や台北空港がアジアのハブとなっている。日本はどんどん弱体化していく。
今回の旅で現在のパスポートは最後となる。出国の際に毎回スタンプを貰うように心掛けているのだが、それによるとこのパスポートでは38回目の出国のようだ。ここ10年はコロナ禍もありいつもより少ない。
今回は家族全員異なるフライトでソウル入りとなる。嫁と成田からの次女サクは既に前日から出国しており、僕が関空から飛び立つ同じゲート17から1つ早いフライトで長女マイ夫婦がソウルに向かったのだが、ちょうど僕がゲートに着いた時にマイらの飛行機が同じゲートから出ていくところであった。
しかし如何に韓国が女性に人気なのか、僕の乗るアシアナフライトは10:1で若い女性が多かった。
仁川空港から空港列車にて孔徳駅にある滞在ホテルへ。部屋に荷物を放り込み弘大入口駅へ向かいそこで家族と待ち合わせた。
マンウォン市場にてキンパを歩き摘む。
しかし寒い。寒すぎる。
夕食のヤンニョムチキンを食べた後、耳を隠せる特攻隊帽子とセーターを購入。どちらも帰れば雑魚釣り用となろう。
翌朝はカンジャン市場にて朝メシキンパ、おでんのスープが驚く程美味かった。
その後、ブラブラしながら今回どうしてもと皆んなが食べたがっていたサムギョプサルのミシュラン常連店である『金豚食堂』へ。
ここは毎年のように評価されているだけあり本当に美味かった。開店の際、既に予約待ちが47組らしく、早めに行って予約しておいて正解であった。
その後、この日も買い物に行く皆んなと別れて僕は『南山タワー』を目指した。ちょうど明洞駅の側からケーブルカーが出ているようでそれに乗り山頂へ。上からぐるりとソウルの街並みが見てとれた。天気が良くてよかった。タワーに登るのは割愛しまたケーブルカーを用い下へ、そこから明洞駅まで歩き地下鉄を乗り継ぎ『景福宮』へ。
しかしソウルは家族に教えてもらったアプリがあれば本当に地下鉄移動に便利である。
単身観光の後、家族の買い物に合流しそこからトムクルーズが来たというプルコギで有名なミシュラン店で晩飯を食った。個人的にはユッケビビンバが最高に美味かった。
最終日、朝イチに娘婿ヤス君と2人でスンドゥブを食べに行ったのだがコレが◎!結局、この夜も1人で同じ店を訪れた。
午前中、娘らの買い物に付き合った後、先に3人を送り出し嫁と2人で嫁オススメのソルロンタンの店へ。ココもソウルでは指折りらしく確かに美味かった。
皆んなが空港へ向かい1人になった後、ソウル駅から南大門市場界隈をブラブラと歩いた。やはり南大門市場は個人的に1番面白く活気があった。
家族を送り出し独りでホテルに戻るとかなりの寂寞感が内心あったのだが、僕はコレからヨーロッパでカツンと働かないといけないという使命を思い起こし気持ちをリセットさせた。
激辛の袋麺を5個求めて嫁に持ち帰ってもらった。しかし楽しい家族旅行であった。また行きたいと思う。
ソウル万歳!
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