【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

久米島マグロ釣り紀行2021夏 『 紺碧色の海に潜む怪魚を釣りに〜 』

2021年08月15日 | 旅三昧!釣り三昧!
手荷物と駐車場の空き状況が気になったのでフライト時刻より2時間早くに僕は伊丹空港にやってきた。

機内持ち込みのバックパック用リュックに荷を詰めてきたのは正解であった。釣り道具を入れたドカットケースと2メートルほどのロッドケースで19kgと予想していた超過料金を払わずに済んだ。

さて久米島マグロ釣り旅の出発である。

当初は7月末を予定していたこの釣り旅だが台風の影響で急遽盆休みのこのタイミングに変更せざるえず、久米島に住む仲間らは仕事のスケジュール調整が困難となり3日間の釣行の内の初日だけを同行する事となった。そして残りの二日間は僕のチャーター船貸切となる。

今回は何としても念願のキハダマグロを仕留めるべく僕は常のジギングタックル2本、電動ジギングタックル1本、キャスティングタックル1本と久米島の親友ナカに貸すタックル1本を持ち込んだ。リールは全部で6台用意した。

ジギングリールにはPE3号を350〜500メートルにフロロリーダー18号、キャスティング用スピニングリールにはPE5号にナイロンリーダー20号を巻いてきた。キャスティングはほとんど素人の域なのだが船長オススメのポッパーを買ってきた。昨年、雑魚釣り沖25kmにあるパヤオでの単独ジギングファイト6連敗の借りを返すために今回こそはリングを引き延ばされないように強いリングとそれを使えるプライヤーも用意した。

今回は那覇までのフライトはマイレージ利用、そして久米島での滞在は釣り仲間リョーマのアパートに居候させてもらい、更には船のチャーターは破格の友達価格にて世話になるありがた過ぎる旅なのである。

緊急事態宣言にて久米島でも居酒屋はほぼ閉店中らしいのだが、海辺でBBQをするのかどこで酒を飲むかは全てウミンチュウ(海人)仲間にお任せのナンクルナイサー旅なのだ。

那覇に着いて空港のインフォメーションでオキナワブルーパワーのバングルを貰った。




コレは沖縄によるこのコロナ禍にて沖縄観光バックアップの為のプロジェクトでワクチン接種証明かPCR陰性証明を提示すれば貰えるモノなのである。登録している店では色んな特典もあるらしい。

久米島フェリーの出港を待つ間、本当は沖縄そばが食べたかったのだが悉く店が閉まっているのでなんとか見つけたカレー屋に入ったのだが、なんだか凝りすぎて食べきれなかった。

もっとシンプルなカレーが良いのだ…

カレーを食べ残してLAWSONに立ち寄ったら酒コーナーが『ザ・沖縄❣️』で一人笑ってしまった。




着いた夜、リョーマがテイクアウトで波路のオードブルを用意してくれていた。この日からリョーマのアパートを借りて滞在する事となった。

残念乍、皆んなとの釣りは翌日1日だけである。

この夜、ナカは仕事なのでリョーマとミサキとインドネシア人スタッフらと酒を飲んだ。

温かい時間が流れてゆく。

翌朝7時出港。コンビニで船メシを買い込み沖に向かう。僕は沖縄ならではのTULIPを挟んだおにぎりの弁当にした。




残念乍、海況厳しくパヤオには向かえない。

島に近い水深150-250メートルポイントにてミーバイらをジギングで釣り上げた。




途中、鳥山が見えたので買ってきたポッパーを投げたところ… ガツン!

キャスティングってこんなに楽しかったのか!

ハマりそうだ!

夕方、居候中のリョーマのマンションに改めて集合し釣ったミーバイを僕が捌き、ナカがアラ味噌汁とフーチャンプルを作った。

アラ味噌汁がすこぶる美味い!

あっという間に酔ってしまう。

フワフワしながら泡盛ソーダを飲む。

そして翌日からは単独釣行である。ナカのクルマを借りてひとり港へ向かった。

この日のパヤオは潮が全く動いておらず目標としているマグロは全く口を使ってくれなかった。

結局、ジギングではキメジを2匹掛けたのみである。

その後、帰港前に鳥山に遭遇してキャスティングで小ぶりなキハダマグロを狩ったのみ。

この夜はナカがイーフビーチでBBQをしてくれた。とても美味いホルモンを焼き、波の音を聞きながらまた泡盛を飲んだ。

至福の時ココにあり。

釣行最終日、トシヤ船長は荒波の中でジギングに向いたパヤオ11番を目指す。




ここは潮が効いている!

一度大きなキハダがヒットするもなかなか寄せきれず、40メートルまで巻いたところでまた100メートル以上ラインを出されて痛恨のフックアウト…

たぶん40kg近かったかもしれないとトシヤ船長は言う。

PE3号ではかなり厳しい気がしたが腕が足りないのであろう。

その後、フォール中にジグにキハダが食らいつきどうにかこうにか30kgのマグロを釣り上げる事が出来た。




コレを目標にここまでやってきたのだ。本当に嬉しかった。

この夜はマグロを食いながら久米島の仲間と泡盛を呑んだ。




最高に楽しい時間を過ごした。

またここに来たい。

久米島仲間には心底感謝している。次は秋口に僕のフィールドである南紀白浜雑魚釣り合宿を目論んでいる。

釣りロマンを求めて〜🎣









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