【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

VICENZA放浪2018秋 『 ドゥオモの前で赤ワインボトルを落っことしの巻 』

2018年09月26日 | 旅三昧!釣り三昧!
今秋のイタリア国際宝飾展 “VICENZA ORO” に参加すべくアムステルダム経由でイタリア入りした。



11月に開催する『 アリカコレクション2018秋冬展 』の為の仕掛けである。

関西空港はこの前の台風によるタンカーの連絡橋破壊及び高潮による浸水停電により、通常通りの運行となったのは僕のフライトのたった2日前であった。



アムステルダムからのフライトが遅れ、またマルペンサ空港からいつも利用するシャトルバスがチマチマし、更にはミラノ中央駅のタクシー乗り場が長蛇の列により地下鉄で常宿へ向かった事により予定していた時間より3時間近く遅い22時過ぎのチェックインとなった。

家を出てから23時間。さすがに疲れてしまった。

晩飯はやめにして常宿バーテンダーのマルコにビールと半分くらい空いた赤ワインを譲ってもらい部屋で飲む。明日に移動なのでハーフボトルが、ちょうど良いのだ。

イタリアでの朝は日本との時差の関係もあり寝覚めが楽なのである。

昨夜は食事を抜いたので、朝はいつもより少し多めに朝食を摂った。オレンジジュースが美味かった。

久方ぶりにVicenzaへ向かう。

ミラノ中央駅からITALOに乗り1時間半ほど。

Vicenzaの会場では沢山のイタリア知人と再会した。会場を歩く日本人は顔馴染みの1人しか見かけなかった。

機内でもリストランテでも赤ワインにアクアガサータを頼むイタリア人が結構多い事に気づいた。そしてもう一つ、Vicenzaが在るベネト州の赤ワインは甘いのが多いことに気づいた。



Vicenzaの街並みを歩く。

街の中心である。



秋の空気が漂うイタリアのどこにでもありそうな小都市である。

朝夕は肌寒いくらいであった。

ミラノに戻ると何故かどっと疲れが出た。最後の仕事をそつなくこなし、お客様に絵葉書を書き、頼まれ物を買い、ついでに南紀白浜の雑魚釣りベースのテーブルクロスとランチョンマットをリナシャンテに見に行ったが気にいる物がなく、またAmazonで買おうと諦めた。

最後の夜はいつものリストランテのいつもの席で美味いものを食おう。



スパゲティボンゴレとローストビーフのルッコラ和え

部屋で飲もうと買った赤ワインをスーパーのビニール袋に入れてホテルに帰る途中、ちょうどドゥオモの真ん前の皆んながたむろっているところでビニール袋の底が抜けて落下しガチャンと割ってしまった。



周りの人たちが驚く中、これにはさすがに焦ったがどうしようもないのでそのままそこを立ち去った。街の清掃の方に申し訳ないことをしちゃったな。

精進しなきゃとふと思った旅であった。










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