【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

ヨーロッパ放浪2010 『ガラタ橋上で熱い紅茶を』

2010年03月17日 | 旅三昧!釣り三昧!
2010年3月16日:

とても期待が持てる新規取引先をみつけた。

彼らはこれまで某大手商社を通し日本市場にジュエリーを拡販すべく尽力していたが、大手商社が得意とする『広く浅く』の商売が、彼らの『狭く深く』のコレクションにマッチせず、座礁していたようである。

かなりのコレクションを持つメーカーだが、その中の特徴あるコレクションを選んだ。

彼らのジュエリーはヒッタイト、ヘレニズム、ビサンティンの時代の遺跡や遺品をモチーフにジュエリーを製作している。18金にて製作し、それに24金をかぶせマット加工させている。ルビーやサファイヤといった貴石に、エナメルや黒檀といったものも使用していて面白い。

来月のアリカコレクション展でお客様の反応を確かめたい。

午後、タクシーでガラタ塔へ。



ガラタ塔は中世の頃より、コンスタンチノープルの街並みを監視する塔だったようである。これだけ背が高いと火事など起これば気付けたであろう。

昨夜頼んでうまかったチキンのサンドイッチを購入。2リラ也(120円)。

そこからてくてく歩いた。

しばらく歩くとガラタ橋にでた。

たくさんの人々が釣りをしている。竿が1メートル間隔くらいで出ている。これでお祭りしないのかなぁと思っていると、やっぱり結構隣の人と仕掛けが絡まっている人たちがいた。



何が釣れたか見せてもらうと小アジがほとんどであった。たまに30センチ強のボラが釣りあげられていた。

仕掛けはいわゆるサビキ釣りである。



聞けば、小アジはパン粉にまぶしてフライして食べると云う。

橋の上の釣り人の為に売り歩く紅茶屋さんにて温かい紅茶を購入。1リラ也(60円)。

そこからトプカピ宮殿、アヤソフィア博物館、グランバザール界隈を結構歩いた。

夜は新市街のタクシムと呼ばれるファッション街に行った。その界隈はミラノやバルセロナの街並みと全く変わらない。

一軒のパブに入り、念願の『ラム肉のシシケバブ』を頼む。ビールからワインへ。背後ではバンドがロックミュージックを少しうるさいぐらいに演奏していた。

オレは気持ちよく酔って、ホテルへ帰ったのであった。




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