韓国語を習い始めてから、韓国の文化に関する本をすでに十数冊読みました。
で、ずっと読みたいと思っていた本、呉善花さんの処女作「スカートの風」を先週借りて、忙しくてずっと読めなくて、昨日からやっと読み始めました。
この本は、日本の韓国クラブで働く韓国人女性の実態、そして、韓国本国における女性の現状について書かれた本です。
そして、韓国の歴史、キーセンの歴史が、今日の韓国や、女性の地位、職業に対する価値観などにいかに残っているかということが書かれています。
タイムリーに「ファン・ジニ」を見ているわけですが、「ファン・ジニ」には、キーセンの実態がよく描かれており、「スカートの風」と並行して見ると、両方がとてもよく理解できるのです。
この「スカートの風」。一旦廃版になっていたため、図書館でやっと借りられたのですが、どうも最近文庫本で再販されたようで、アマゾンで買えます。表紙のデザインは写真のものとは変わっています。
日本でも女性差別は未だに根強いし、少子化の一因でもあると思いますが、韓国ではもっとひどいのですね。
日本に留学していて、今は日本で働いている韓国人女性の友人が、「私は絶対に日本人の男性と結婚する!」と言っていた気持ちが、やっとわかったような気がします。
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