「ラスト・スキャンダル」と「ファン・ジニ」のレンタルは、TSUTAYA DISCASの方にしたので、昨日はショップの方で「オンエアー」と「弁護士たち」を試しに借りてみた。
「オンエアー」は、「彼らが住む世界」と同時期に放送された、同じくテレビ局を舞台にしたドラマで、「オンエアー」の方が視聴率が高かった。パク・ヨンハ主演である。
第1話を見ただけで、ドラマの作りの差は明白。
この「オンエアー」、劇中では視聴率をとるための定石的なドラマのつくりに批判めいた台詞を並べながら、このドラマ自体は定石通りなの。
一方「彼らが~」の方は、定石を逸脱している。だから視聴率が低かったんだ。
まず「オンエアー」は、受賞式の場面から始まり、そこには本物のスターたちが続々登場する。スタートから派手。
そして、わがままな女優、その女優が嫌いな脚本家、正直者で損をしている芸能プロ社長などが登場し、この人たちが結局なんやかや言いながら一緒に仕事をすることになるんだろうなというのが見え見えなのだ。パク・ヨンハは局の若手監督役。
「彼らが~」も舞台は同じテレビ局なので登場人物は女優・脚本家・監督なんだけど、そういうお決まりのドラマチックさがない。
パク・ヨンハ氏は、冬ソナの時に結構好きな俳優だった。あの能面のような顔(と私は思う)に何故か魅力を感じる。
「オンエアー」での役も、まだはっきりとはわからないが、わりとキツい台詞を言ってるのに、あの顔で言うからキツく感じない。伏し目がちに見えるので抑えたクールなイメージ。
ソン・ユナさん演じるところのわがまま脚本家がカッカしているのに対して、ヨンハ氏はクール。
「弁護士たち」もお決まり路線の方。
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