TacoToma

タコとトマトが好き。
つまり食べることが好きってことです。
プラス、最近は韓国ドラマ関連も書いています。

相次ぐ百貨店の閉店と都心ターミナルの位置づけ

2010-01-28 17:17:06 | Voice
今日の読売新聞には有楽町西武の閉店の記事が、また先程asahi.comで阪急百貨店四条河原町店の閉店のニュースを見ました。

この2つの店は似ています。一等地に立地してはいるものの、規模が小さい。そして隣(近く)にもっと大規模な競合店がある。百貨店と名乗ってはいるけど実は百貨店ではない。

百貨店というビジネスモデルの存在意味が薄れてきて、この2店以外でも百貨店は全体的に苦しい。百貨店の旭山動物園はどこかにないのかしら?

ユニクロなどの安い専門店他、カテゴリーキラーに客を奪われ・・・と確か読売新聞には書いてありました。でもそれだけではないでしょう。
郊外型の大規模ショッピングモールの出現も大きく影響していると思う。
ともかくショッピングモールへ行くと子連れの若い顧客が多いのに驚きます。

郊外店がない時代なら家族そろって都心へ出かけ、百貨店を見て回って美味しいものでも食べてという週末の風景があたりまえのようにありましたが、最近は車でショッピングモールへ出かけて、広い通路で子供たちがころげまわっているという風景の方が普通な感じです。お父さんもそっちの方が楽だし。

百貨店に目が行きがちですが、実は都心・ターミナル全体のポジションが変わってしまっているのでは?
他の業種、例えば都心型映画館などもチェックしてみないといけませんね。映画も最近は郊外型のシネコンで見ることができるわけだし。

私も梅田や三宮へ行くことがめっきり減りました。行ってもあまり百貨店に行かない。
どちらかというと街中を回遊してしまいます。

けど、お買い物は便利になったかというと、いざとなると割合不便なんだな、これが。
先日も母がタオルをギフトに贈りたいというので、郊外型の百貨店に行ったら、ほとんど売られていない。タオルなどというものは売れないのか、儲からないのかわからないけど、売られていないのです。

食品売り場もスイーツが幅をきかしていて、他のものはわきへ追いやられ、ほんまにあれだけスイーツが売れるんだろうか? と不思議に思います。

もうこだわっていては疲れるだけ。その辺に売ってあるもので手を打っておけばいいじゃんみたいになっている。

ターミナルへ行かないといいものが揃わなかった時代、何かが見られなかった時代は終わってしまって、そこかしこから友達が集まるとかならターミナルは便利な場所だけど、また通勤の途中で立ち寄るなら便利だけど、そうでない限り何も人ごみで疲れる場所へわざわざ行かなくてもという風になってしまっているのです。
その割に、昔ながらのフォーマットからあまり変わっていないターミナル。ですよね。

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