TacoToma

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「風の国」が国際エミー賞候補に!

2009-10-09 06:07:36 | 송일국
という記事が出ています。
この記事によると、韓国のテレビ番組は候補にあがったことは何回かあるのですが、受賞したことはないようですね。
スペクタクルあふれる戦闘シーンと、主演・助演も含めた俳優たちの演技が評価されているとのこと。

「風の国」は「朱蒙」の大ヒットの後、二匹目のドジョウを狙って制作したに違いないと、誰もが思う企画です。
誰しも二作品を比較してしまう。とくに両方で主演のソン・イルグク氏にかかる負担は重かっただろうと思います。

「朱蒙」より「風の国」が優れている部分は?というとどこなのかをトレースしてみると・・。

●戦闘シーンは「風の国」の方が迫力がある(資金が潤沢だった+時代が進み国力が増しているから)
●父王役のクマ王(チャン・グァンギョル氏)vsユリ王(チョン・ジニョン氏)は、見るからに王というハマり役のクマ王より、一見王らしくない容貌で息子を失いながら孤独に王座を守るユリ王の方が見応えがあった。
ただ、「朱蒙」の実の父ヘモス(ホン・ジュノ氏)のアクションシーンは良かったし、これに相当する「風の国」での役はなかった。
●ヒロイン対決は遺憾ともしがたい。美貌ではソソノだが、演技は優劣つけがたい。
●緊張するストーリーに一息入れさせる狂言的役割については、「朱蒙」ではモッパルモ、ムソン、ヒョッポというあたりで、3人とも好演だったと思う。とくにモッパルモの個性が光った。「風の国」では前の投稿でも取り上げたマファンでしょう! 彼の個性は光っている。一人で3人分のパワーを発揮していると思います。
●敵役に関しては、ストーリーの設定が違うので優劣をつけるのは不公平だとは思うが、「朱蒙」のテソ王子の方が存在感があった。
●裏で陰謀を図る、あるいは糸を引く役は「朱蒙」ではヤンジョン、「風の国」ではベグク。これも立場が異なるのでストレートには比較できないが、悪が前面に出たペグクの方がわかりやすい。

そういえば「朱蒙」には神女ヨミウルという強い女性キャラクターもあった。
こう考えると、どっちが上とは言いがたいが、ユリ王、ペグク、マファンの三役は光っていると私は思います。

賞をとれるといいですねえ。

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