高速道路のSA/PA

高速道路を使ったドライブは、あまり面白くない。
速いというメリットはあるが、ドライブ途中での楽しみは少ない。

そんな中で、SA/PAは重要だということで、本四連絡橋が開通したころから、SA/PAをもっと楽しく役に立つ物にしようという動きが始まった。
トイレと自販機だけみたいなPAが主流になりつつあった当時、それは画期的な動きだったと思います。

確かに、宿泊施設ができたり、人間だけだと高速の外に出られるとか、ファストフード店が入ったり、展望台を設けたりといろいろ工夫がされるようになってきています。

さて、昨日は、新名神の甲南PAと、名神の多賀SAを利用しました。
まず良かったことは、どちらもトイレがきれいなこと。これは重要です。
洋式が増え、ベビーベッドつきのブースも増え、快適です。
一方、レストランや物販は？

レストランは混んでいて利用していませんが、メニューなど見るとものすごく魅力的なものではないようでした。
物販は、はっきりいって値段が高い。
ぼったくりは言い過ぎですが、１本３００円のフランクフルトとか、４００円台のちくわとか、少し高めです。

このごろの一般国道沿いは、チェーン展開する飲食店のオンパレードで、こっちも面白くありませんね。

郊外をドライブしていると、突然大きな看板と駐車場があらわれて、地元の名物料理が食べられたり、土産物が買える世にも不思議な空間が出現するといった楽しみがどんどん減っています。
道の駅は地元の農家がつくった野菜や花卉が売られていることが多く、なかなか魅力的ですが、何かちがうんだなあ。