今日のランチはヒルトンプラザの民生だった。
そこで酸辛麺セットを注文したんだけど、これがイマイチ。まあ広東系の中華料理屋で辛いものを注文するのがそもそも間違いだというのもあるんだけど、ガックシってやつだった。
先日の元町別館牡丹園にせよ同じなんだけど、昔定評のあった店が、悲しい状況に陥っているのではないかと思わざるを得ない。
中華というのは注文を受けてから調理が始まり、味付けにおいてはあのお玉で、ペッ、ペッっと調味料をすくって入れるという代物なので、作る人によって味のバラつきが出てくる。それにしても、ベースになるスープの味があるので、旨みでカバーできる部分も大きい。
本日のサンラーメンには、この旨みが不足していて、酸っぱくて辛いだけという感じだった。
今時の子供たちは幼少時に数多くの味や香りを経験しないで育っているという。その結果、味や香りを感じる力や表現する力が未発達なまま大人になる。そんな若者や、中国からやってきたなんちゃって厨師が料理するから美味しいものができないんだ。かといって、年取ったコックは給料が高いから切られる。
家族経営で味を守っていた神戸系の中華屋さんが、そういう波に飲まれていくのは悲しいね。
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