タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

雨の後の裏山

2021-05-21 14:48:44 | 山歩きから
    

雨の後の裏山歩き、本日は7名が集まりました。全員男性です。

その7人の侍たちと中国自然歩道へ。

この写真は何か分からないようですが、沢すじを流れる水の「みず道」を確保しているのです。

   

何ヶ所が作業をしてから前に進み、荒谷林道を目指します。

その荒谷林道の側溝にも落ち葉が溜まり、水の流れを止めていました。

    

    

そこでも軽い作業、タカ長は写真を撮るだけ。

    

側溝に石が落ちていて、それが発端になって水の流れを止めるまでになっていましたが、、、、

タカ長たちが出来るのはそこまででした。その上にある側溝には一人や二人で取り除けないくらいの落ち葉がたまっています。

しかし、そこには水が流れていないので、タカ長たちが気をもむこともなさそうです。

    

そのような作業をしながら大杉集落まで行き、、、、

    

このような写真を撮っていたら、そばに置いたストックを忘れてしまい、、、、

    

荒谷林道を半分くらい下りるまで気がつかなくて、いつもより多く歩くことになりました。

仲間たちには先に帰っても良いと伝えたのですが、それでも途中で待ってくれたので、、、

タカ長はいつものような2軍歩きではなく、本気モードで歩く羽目になりました。

    

再び大杉集落に引き返すと、ストックがタカ長を待っていました。

古いストックですが、このストックが手になじんでいるので捨てることは出来ません。

    

気分的には2万歩以上歩いたように感じたのですが、歩数計を見ると17,894歩でした。

そのような失敗をしたタカ長ですが、そのお土産もありました。

登るときには遠くで二声、三声きこえただけのサンコウチョウの声を、ストックを持って帰るときには道のすぐそばで聞くことが出来ました。

本当はそこでのんびりしたいところですが、仲間が待っているのでスルーしました。

    

タカ長を待っているあいだに仲間たちは、休憩した後などに「忘れ物はないか」声をかけ合わないといけないね、と話し合っていたそうです。

そう言えばタカ長の忘れ物注意係を任命していたことがあります。ところが、その忘れ物係が機能しないこともあり、、、

忘れ物係の忘れ物係を任命しないといけないのか、と笑ったものです。

と言うように、色々あった今日の裏山歩きでした。



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ササユリが見ごろ

2021-05-20 07:53:39 | 日々雑感
雨になりました。今日も休養日です。

コロナの影響もあってか、団地の中は毎日「元旦」のように静かです。

拙宅の近くにはこども園があるので、お母さんに連れられた小さな子どもの姿を見ることが出来ますが、この通りを外れたらいつも静かな団地です。

    

団地ののり面にあるササユリが見ごろになっています。

ここはそばに住む人の私有地なので、散歩の人も入りこむことは出来ません。そのササユリの世話をされている人を昨日取材しました。

昨日は天気予報より天気が良くなったようで、ハチクマもたくさん渡ったようです。結果論で言えば、昨日はこのような取材などしないで、お山に登った方が良かったようです。

    

今はたくさんあるササユリですが、最初は1本だったそうです。

そのササユリが咲いていた環境を整えていたら数が増えてきて、今日のようになったそうです。

すべてが自生、どこかから移植したものは1本もありません。

    

現場は急斜面で花に近づくことは大変です。

そのためのり面の途中から望遠レンズで撮影させて頂きました。付近を散歩する人から見ると、ここは環境的に厳しいところなので、花に近づくことは不可能なのです。

そのため順調に数を増やしていった、と言う側面があると思いました。

    

    

今では山に行ってもほとんど見ることが出来ないササユリが団地で見られる。

これはとても嬉しいことです。

散歩しながら見るにはそののり面を見上げることになりますが、数があるので十分楽しむことが出来ます。

「貴方は歳を取ってはいけないよ、皆が楽しみにしているのだから、、、、」

と言うような冗談を言いながら取材を終えました。

取材の結果は団地のホームページで公開し、団地新聞にも町内の話題として紹介することにしています。



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マスクの着用について

2021-05-19 10:37:40 | 日々雑感
マスクを着用して息絶え絶えの登山をしている人のことを先日投稿しました。その時、登山中にマスクを着用するのは無意味だと書きましたが、タカ長がそのように考える理由です。

少し長文になりますが、関心のある人は最後まで読んで下さるとうれしく思います。これはタカ長個人の考えですから人様に強要する気はまったくないことも付記しておきます。

    

新型コロナウイルは飛沫感染か接触感染です。空気感染するとは聞いたことがありません。

そもそもウイルスとはどのようなものでしょうか。

その大きさは電子顕微鏡でないと見えないほど小さなものです。ナノ単位の大きさです。具体的には数十から数百ナノメートルと言われています。10億分の数百メートルと言う大きさです。そのように言われてもイメージ出来ませんね。

人の細胞も裸眼では見ることが出来ないものですが、その細胞には大小があります。コロナウイルはその細胞の1/100 から1/1000の大きさしかありません。

花粉症の原因になる杉花粉よりも格段に小さなものです。仮に二つを同じように拡大し、新型コロナウイルをパチンコ玉大にすると、杉花粉は直径2メートル以上の球体になります。それくらいの差があります。

    

専門的なことが理解できないタカ長はウイルスのことを下記のように、模型的に理解しています。

ウイルスはタンパク質の袋の中に自分を増やすための設計図だけを持っている存在です。自分だけでは何も出来ません。

細胞は設計図だけではなく、その設計図をもとに自分を増やす工場、そしてその工場を動かすエネルギーを持っています。

自分だけでは何もできないウイルスは人の細胞に入りこみ、無断でその工場とエネルギーを使って急速にその数を増やします。

数を増やしたウイルスは、やがて細胞の膜を破って外に飛び出します。そのウイルスが唾液などとともに体外に飛び出し感染を広げてゆきます。

そのウイルスですが、どの細胞にも入りこむわけではありません。入りこめる細胞(宿主と言います)は極めて限定的です。

インフルエンザウイルスは鼻や喉といった気道の上皮細胞に取り付きます。ノロウイルスは胃や腸の細胞に取り付きます。それ以外のところに付着したウイルスは怖くありません。

ウイルスが取り付くのは人の細胞だけではありません。ウイルスはありとあらゆる生物を標的としていて、その細胞機能を搾取して自分を 増やしていきますが、個々のウイルスが取り付く相手は非常に限定されています。

    

そのような流れの中でマスクの果たす役割は飛沫を体外に出さないようにすることです。ナノ単位のウイルスですが、体外に出る時は唾液などの水分と一緒なので大きな飛沫なります。その飛沫はマスクで防ぐことが出来ます。マスクが飛沫防止の強力な武器になる理由がそこにあります。

水分と一緒に体外に出たウイルスですが、その水分はやがて蒸発してしまいます。水分が無くなるとウイルスそのものの大きさが問題になります。

そのウイルスをマスクで防ぐことを模型化すると、野球のバックネットで網戸をつくり、蚊の侵入を防ごうとするようなものです。この場合マスクはほとんど無力です。

つまり、マスクは自分が加害者にならないために着用するものだと言うことです。被害者にならないために着用しても、期待するほどの効果は無いと思います。

マスク着用にはもう一つの問題があります。先日書いた「酸欠」のことです。

長文になるのでこの件はスルーしますが、関心のある人は「隠れ酸欠」で検索して下さい。

    

当たり前のことですが、酸素が無いとヒトは生きてゆけません。その大切な酸素の吸入を阻害するかも分からないマスクを着用して、登山のような激しい運動をするのはどう考えてもタカ長には理解できません。

新鮮な酸素を取りこむことは健康維持に欠かせません。その酸素を取りこむためタカ長は毎朝洗面所で深呼吸しています。肺活量の検査のように、肺の中の空気を思いきり吐き出します。その他の生活の場でも深呼吸をしています。

新型コロナウイル対策は色々あると思いますが、一番大切なのは自分の免疫力を下げないこと、健康な状態を維持することだと思います。

そのためにはマスクを適切に着用すること、何も考えないで最初にマスクありき、と言うのは間違いだと思っているのです。

参考資料:長谷川 眞理子先生(総合研究大学院大学長)の講演など

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こりゃぁダメだぁ!

2021-05-18 14:06:25 | 山歩きから
    

仲間たちとの裏山歩き、今日は16名が集まりました。

行き先は自然歩道を歩いて荒谷林道。

タカ長とタカカノのお目当てはサンコウチョウでしたが、2ヶ所でそれぞれ1回ずつ声を聴いただけです。

荒谷林道出合いで休憩、タカ長たちは居残りしてサンコウチョウの出現を待ちましたが、今日はダメでした。

    

クロツグミとキビタキの声は普通に聞こえますが、今シーズンはオオルリの声が少ないように感じます。

と言うことは、オオルリマンションの入居率が下がると言うこと???

オオルリマンションの大家さんとしては頭の痛いことですね。

    

自然歩道を帰っているとき、突然雨が降り出したような音がしました。

気をつけてみると、それは沢の音でした。

このところの雨で沢が増水しているようです。

それなら滝を見に行こう、と言うことで最後に滝を見に行きました。

想定通り水量も増えていて、なかなか立派な滝に見えました。

それはいいのですが、実は、今日のタカ長はスマホやカメラの入っているポシェットを忘れて来て、、、、、

これらの写真はタカカノのスマホで撮ったものです。

そのためシャッタースピードを落として撮るとか言うような工夫は出来ませんでした。

    

朝の出発を急いだわけではないのに、いつも持っているポシェットを忘れるなんて、、、、、

こりゃぁダメだぁ

まだ始まっていないつもりですが、本当のところはどうでしょうか

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要らぬお世話ですが

2021-05-17 08:30:18 | 日々雑感
先日の観察中に4組7名の登山者が観察ポイントを通過されて行きました。何故かしらゆっくりと休憩される人はいませんでした。

7名の登山者のうち4名がマスクを着用されていました。ソロ登山者が2名と女性3名グループのうちの2名です。

急登を登ってきたソロ登山者はマスクをしたまま息が上がった状態でした。

そうまでしてマスクを着用する意味があるのでしょうか?

    

昨年コロナ騒ぎが起きたとき、タカ長はほんの少しですがウイルスについて勉強しました。

人様に公開できるほど勉強したわけではないので、この件については多くを書きませんが、その結果を見るまでもなく、人がほとんど歩いていない山を歩くときにマスクを着用するなんて意味のないことだと思っています。

ある山岳団体のイベントでは、最初から最後までマスクを着用することが求められていました。その情報を見たとき、タカ長がその会の会員なら「即退会」だと思いました。

    

人様のことは人様が決められることですからコメントしませんが、何かにつけてマスク、マスク、マスクと言う今の風潮には違和感を感じています。

飛沫防止にはマスクが大きな効果を見せるとされています。タカ長も同感です。だから、マスク着用は新型コロナウイルの感染防止に大きな意味を持つのです。

人がほとんどいない山を歩く登山者がマスクを着用しているのは、新型コロナウイルが空気感染すると誤解されているのかも分かりません。

タカを見ている人が初対面の登山者にマスクのことを話すことは出来ないのでスルーしましたが、このようなことが起こる一因は何かにつけて不安をあおる方にもあると違和感を感じているのです。

    

下手にマスクをしていたら酸欠になるだろう。

酸欠になったら人の免疫力は落ちるだろう。

コロナ問題が起きた時から感じていたことです。

この記事を書くにあたり、この感覚がタカ長の独断だったらいけないと思いネットで調べてみました。

その結果をクドクド書きませんが、いまマス着用による「隠れ酸欠」を問題視されている人がおられることが分かりました。

    

何事も良いことがあれば悪いこともあるのです。

両方いいのはほお被りだけ、と言うのは親父の口癖でしたが、このことはマスクについても言えそうです。

マスクを着用して免疫力を落としていたら、コロナとの戦いに不利になります。今の生活ではマスクが不可欠ですが、マスクをすればすべてが解決するわけではありません。

マスク着用によるデメリットにも目を向け、必要な時だけ着用すれば良いとタカ長は考えています。

    

誰もいない山のソロ登山でマスクを着用して、息絶え絶えになるまで追い込むのは愚の骨頂だと思いますが、誰もいない早朝の団地の大通りを、マスク着用で散歩するのも同じように無意味なことだと思います。

マスク着用はそれぞれの人が判断されることで、タカ長が口出しすることではありませんが、ここにもデメリットの部分があることに目を向けるべきだと考えているのです。


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