3/17
激震災害にて赤帽にも運送依頼増える。本日はある物流会社から、神奈川へ、ガソリンのドラム缶一本を運送してほしいとの依頼。危険物は運べない、断りました。被災地では、特に灯油、車の燃料が欠乏している。その悲鳴が聞こえてきます。
赤帽運送は一人親方の自営業仕事です。なんの保障もなく、総ての仕事のリスクを負います。3・11以後 関東方面への需要が多い。その要望に応えたいが、往きは良い良い帰りはガス欠・・・あとは自己責任で帰って・・・という現状です。
歯がゆい、なんにも出来ない、特に原発の危機的状態は祈るのみです。
こんな時は、自分のできることを、粛々とするしかない。
赤帽タケフジは、節電をし、狂ったような買出しはせず、風評に惑わされず、今日依頼された仕事を淡々とこなすこと思ってます。
「悲観する人は、気分の人。楽観の人は、意志の人」という言葉を震災前に新聞でみました。いまその言葉がわかりました。
この震災で、悲観はだれでも、容易にその感情に突き落とされます。が・・・しかし、楽観の人は、地獄の状況のなかでも、悲観感情を一時おいといて、立ち上がる、人間の持つ崇高な意志の人でしょう。ニユースでみました。避難所で、被災者でもある高校生が、ただ、まつ被災者ではなく、おにぎり配りや、その避難所での仕事をすすんで行う。その高校生は、確かに意志の人です。
タケフジはとても「意志の人」ではないんですが、なんとか今日も仕事遂行しました。