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「クール宅急便」の常温仕分けがさわがれている。配達においても常温配達の証言もあるようだ。
運送業の一員として一言いえば・・・「やりすぎ・もとめすぎ」だと思う。
宅配は画期的なものだった。経済が成長し物流もドンドンでした。宅配のサービス競争はエスカレートした。期日指定・時間指定・夜間も・ドライバーに直TELで時間指定もできるようになる。そして「クール便」の登場でした。冷凍・冷蔵なんでもOK。至れり尽くせり、ユーザーは言いたい放題、ヤスク！・ハヤク！・時間厳守！品質保持！・・・
競争時代これが当たり前になつてしまった。会社側はその組織をつくり、売り上げアップを追及。ユーザーもそういうサービスがあたりまえ・・と思ってしまう。
ハイレベルのサービスは当然高運賃だ。しかし会社は顧客確保の競争で他社よりも安く設定するし、ユーザーはアレコレ要求する。そのシワ寄せは末端の仕分けするものや、ドライバーが背負い込む。マニアル通りやってたら時間遅れは必定。その責任を追求される・・・・やむえず扉を開けたままにての作業となる。
システムで出来ぬことは最終人の作業にかかってくる。やたらサービスが厚くなればなるほど人の過重負担となっている。そんな加重てんこ盛りサービスの「やりすぎ・もとめすぎ」を「ここいらでいいじゃんか・・・」てぃうー世の中ではいけないのか？
ついでに・・・一流ホテル・デパートレストランのいんちきメニユー・米のニセ表示・日展入選・・カネ次第・銀行の知ってて組員融資・・・・毎日えらいさまが頭を下げている。みなでいんちきこわくない・・・みたいです。世の中よろずウソイツワイりでまことあることなしです。消費者もグルメ・ブランド志向のカラ騒ぎ。そこに付け込むインチキ商法（誤表示ではない）。わたしたちもこの構造に浸りきった生活になってしまった。・・・こんな虚構で空しい商売ここらでやめようよ。