稲沢市「そぶえイチョウ黄葉まつり」に出かける。
名鉄尾西線の山崎駅周辺はイチョウまるけだ。ギンナンの生産も一番です。なんでも一万本の銀杏だそうだ。当然この時期は見事な黄葉です。顔色も黄色に染まり、ギンナンのクサイ臭いもしまいには快いにおいとなってしまうほどです。
この銀杏にも始めがありました。江戸末期170年ほど前の天保時代がその源流だそうだ。この村の「富田久冶」が自宅のギンナンを名古屋の枇杷島市場に出し好評だったのがスタートでした。その原木は当家の入り口にいまも現役です。
なんにでも始まりがあります。こんな庶民のひとつの行為が今に至るんですね。「久冶イチョウ」の近くでギンナンを買いました。大きな玉・500グラムで1200円でした。今晩はこれで一杯やります。