ロシアの戦争が丸5か月となる。
まど みちお の詩集をみてたら「どくガス」というのがあった…1954年の発表です。以下ながいですが
つくりたいなあ どくガスを
おとなが ねむってしまうガス
せんそうばかり する おとなが
ぐうぐう ぐうぐう ねちゃうガス
とおかや はつかは 一、二はつ
十ぱつうったら 一ねんかん
ぐうぐう ぐうぐう ねちゃうガス
おとなは ざんごうで ぐうぐうぐう
おとなは ひこうきで ぐうぐうぐう
せんこうていで ぐうぐうぐう
さんぼうほんぶで ぐうぐう
そのまに あつめた ぶきの山
ふじさん みたいな ぶきの山
ぼんぼん もやしちゃお はいにしよ
おとなは いうだろう めがさめて
もう せんそうは やめちゃつたよ
一ねんかんも たべないから
とにかく おなかが ぺこぺこだ
カレーライスを くれないかい
そこで よういの こめの山
ふじさん みたいな こめの山
カレーライスが ほ! できた
カレーライスの ライスカレー
カレーライスを さ! おたべ
カレーライスを さ! おたべ
ウクライナ・シリア・アフガニスタン・ミャンマー・アフリカ各地の内戦・・・せんそうのすべての地・・地球に「どくガス」を十ぱつうって ぐうぐうぐう・・・
・・・めがさめて おなかが ぺこぺこ
そこで よういのウクライナ小麦のパンを さ!おたべ ・・・とはなりませんか。
夏のゆめか・・