時々
新型コロナウィルス感染症により、熊本開催が延期になっていた特別展『ミイラ ~永遠の命を求めて~』。
最近、CMで開催が始まったと聞き、「怖いもの見たさ」もあって、行ってみることにした。
ここ最近ずっと、仕事と買い物以外ではほとんど出掛けていなかったから、なんか嬉しい(笑)。
昨年12月にオープンした「熊本城ホール」自体に行くのも初めてだ。
噂では、どこかの室でライブをやっていると、他の室は騒音や振動でとても使えないダメダメなホールらしい(汗)。
仮にも日建設計が設計して、大成建設が施工しておきながら、これじゃあね(笑)。どっちも日本を代表するような会社じゃなかったっけ?
ま、熊本らしいか。というか、熊本だから手を抜かれたんだろうね、きっと。
そもそも何のためにつくったんだろう? こんな田舎にこんな施設、本当に要ります?
「熊本城ホール」って名付けたのは誰なんだろう? 以前は「MICE施設」って呼ばれていたような気がするのに、公募もせずにいつの間にか決まったような? やっぱ目立ちたがり屋の某市長だろうか?
でも、そのまんま「大阪城ホール」のパクリだよね? ちょっと安易?
話が逸れちゃった。
そういえば妻は、ミイラ展にはあまり乗り気じゃなかった。
でも、「新しい熊本城ホール見に行こうよ」と、何度も誘い、ようやく了承してくれた。目的は熊本城ホールではないけど(汗)。
絶賛開催中なので、内容はあまり詳しくは書きません。
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印象に残ったのは、中米インカのミイラ。
ミイラを袋で包んで、表に様々な刺繍が施してある。顔も目、鼻、口と刺繍してあって、なんかチャーミング。故人を偲んでるっていう思いが伝わってくる。
日本のミイラの展示も。
柿を大量に食べて、学術的に自らミイラになった学者。福島のお寺の高僧の即身仏もあった。
2体の子供と一緒に眠っている女性のミイラは、黒くて三つ編みロングの髪の毛がそのまま残っており、ちょっと生々しい感じが。
でも、女性って、本当に昔から髪が長いんだね。髪の長い女性って魅力的だもんね。
ミイラって、骨と皮ってイメージがあるけど、土壌(環境)によっては骨だけ分解する場合もあることは、今回初めて知った。
エジプトでは、天然ではなく、人工的に作った動物のミイラの展示も。ネコ、ハヤブサ、ワニなど。
なんか不思議な感じ。
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今回の展示は、文章が読みやすく、また、ところどころにはお子さんでも読みやすい解説がちりばめてあった。
出口にグッズ売り場があったが、なんか買う気がそそられなかったので、スルーしました。きっとここでしか買えないものもあるんだろうけど。でも…。
呪われそうな気がしなくもないし(汗)。ゴメンなさい。
でも。
数年前に、熊本で「人体の不思議展」があった時にも感じたことではあるが、ミイラになった本人あるいは作成を依頼したその遺族は、このような巡回展で数100年も数1000年もの後世の人の目に晒されるということをどう思っているのだろうか?
宗教的な理由や来世での永遠の命を求めたくてミイラとなったのに、故人の遺志とは無関係なことになってはいないだろうか? もっとも、歴史的に、ミイラは見世物(あるいは秘薬)として売買されていた時期があるように思うが。
でも、ミイラを永久保存するためには多額の費用が掛かるのは自明の理論。だから、このようにして巡回展をするのもやむを得ないのかも知れないね。
(※人体の不思議展は、医学的関心というより死者冒涜の感じが強いので、そもそもミイラ展と一緒にするのは失礼かも知れないが)
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■今日の行動
ミイラ展(熊本城ホール)
■今日の買い物
鶴屋百貨店
サクラマチクマモト
ハローデイ南熊本店
ぐるぐる倉庫菊陽店
■今日の献立
朝:肉まん、調理パン
昼:焼売
夕:焼うどんセット、親子丼セット、ゴボウ天(資さんうどん)