新海誠監督の最新作を鑑賞しました。
「ほしのこえ」以来(2002ね)ずっと注目してきました。今回の「君の名は。」に限って言うと、シナリオ100点映像80点・・・ うーん
まず昔のラジオドラマ「君の名は」ほれ、放送時間の女風呂が空になっちゃったって言うお化けドラマです。詳しくはウィキ見てもらうとして、要するにすれ違いどらまですよ。確か戦時中空襲の時防空壕かどこかで出会った二人(名前もわからない)が戦争が終わってもすれ違いながら相手を探し続けるっていうメロドラマですわ。同じ数寄屋橋にいながらタッチの差ですれ違うなど、毎回そういうシチュエーションでハラハラさせられるわけなんですよね。
ところがね現在はインターネットと携帯電話の登場で、逆にすれちがいが生じない!!
ID交換しよー → 今何してんの? 今数寄屋橋、これから友達と服見に行くのー!
なーんてね。 その現代社会ですれ違いを描くには・・・。なーるほどその手があったのかあ!!
しかし無理矢理感はない むしろ新鮮。
しかしこの人(新海誠)はそのデビュー作から、ちょっと変わったスレ違いがメインテーマなのですよ。たとえば 猫は別として 実質のデビュー作「ほしのこえ」では文字通り光速でもメールが届かない、いやmailが何ヶ月も何年もかかるくらいに二人の距離が離れて、なおかつウラシマ効果で年齢も離れていってしまう。
んなアホなと思うんだけど、切ないのよね そんでお話は淡々と進む・・・。
そんな新海監督の真骨頂がこの作品かな、ただひとつ、あんな大惨事、被害はもっと酷いわ
いやみんな、秒速5センチメートル見ようよ。まず行く前に
次は 言の葉の庭 だなあ
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