天ヶ瀬ダム放流量の話の続き、
昨日、法事があって滋賀県の湖北地方、高月町に行っていたが、町内を流れる高時川(淀川の源流です)が完全に干上がって水が流れていないのに驚き。
このところ雨らしい雨が降っておらず、渇水期なんでしょうね。
昨日の天ヶ瀬ダムの放流量を調べて見たところ、22㎥/秒ほど。最低ラインでしょうね、少ないです。
天ケ瀬ダムで過去最大の放流量となったのは、おそらく2013年9月16日の台風18号により大阪、京都、滋賀、奈良が大雨となったとき。
あの時は、淀川に流れこむ桂川、宇治川、木津川の3つの川すべてが大雨で増水し、淀川の河川敷全域が浸水してしまいました。
ピーク時の天ヶ瀬ダムの放流量は9月16日の9時で、1151㎥/秒。2ケタ違いです。
通常の際の最大放流量は840㎥/秒だそうですが、この時は天ヶ瀬ダムの最大貯水率は180%近くと、限界を超えたために、やむなく緊急用のクレストゲートと呼ばれる放流口も使って放流したそうです。
この時がクレストゲートの本番での初使用だったそうであります。