taraの日常

好きなものいろいろ

ポーの一族 最新作

2016-05-30 11:42:29 | コミックス・本
 月間フラワーズ、もちろん予約して購入しました。お涼様との対談、「訪問者」「湖畔にて」の小冊子付きです。特に「湖畔にて」は入手していなかった作品なので、嬉しい。もっと言えばカラーで見たかった…が、それは贅沢というもの。
 それにしても、エドガーとアラン。また会えるとは思っていなかった。すっかり気持ちはジョン・オービン(笑)
絵柄はもちろん変わっている。なんていうか…骨格や内臓や筋肉がしっかりある感じ。しかもアランはハチミツを乗せたビスケットなんかを食べている!彼らはバラの香料を落としたお茶くらいしか飲まないはずよね?もしくはクリムソン・グローリーのつぼみとか。あ…あと、エドガーが顔に汗かいてるっ!えっと…ヴァンパイア汗(;^_^Aかくのか?でも、やっぱり読んでいくと、エドガーとアランなのでした。エドガーは年上の美女(しかも世の中からはぐれ気味の)に弱く、アランはわがままでやきもち焼きで可愛い。
戦争という人間が人間でなくなる時代を「人間でありたい」と願うエドガーはどう見たんだろう?冬のVOL.2が楽しみです。
ところで、ロンドンのゴミ捨て場で時計を見つけてきたエドガー、やはり子孫が古物商になるだけあって、古いものがお好きなのね。こののち(30年後くらい?)にアランの命を奪う古時計…なんだか思い出して切なくなりました。



久しぶりにコミックス

2016-05-03 11:51:52 | コミックス・本
ここ最近購入のコミックス。
 ◆パーム 38巻
ちょっとした書店ではあまり見かけなかったけれど。さすが中野A書店、平積みではありませんでしたが、面陳で置いてありました。早速購入したものの…1年ぶりの新刊、お話の流れをすっかり忘れており、ついていけん!…ううう、自分、なんてポンコツ
幸せそうなオーガス家のホームパーティで始まった最終章TASK…でしたが、この幸せもつかの間、ジェームスは巨大で暗い闇に関わっていきます。読んでて苦しい、つらい。シュミット博士が死に、ハリーも死に、モブキャラだと思っていたスタイケン博士も大事な秘密を打ち明けて死んだ。アンディは拉致され、ジョゼの酷い過去も明らかになり…ジェームスはやや暴走気味であります。
「人間には幸福になる義務(TASK)がある」 ジェームスが亡くなるまであと2年、ジェームスは大切な人たちの幸福を守れるのだろうか?そして、自分自身も幸福にならなきゃいけない。あ、そうだ、これからオワキンクにも行くんだよね。また来年の39巻楽しみにしています。
 ◆大奥 13巻
赤面疱瘡という業病が種痘により克服されてきており、男子人口も回復。しかしながら幕府財政事情により13代将軍家定は女性であります。今巻は家定、阿部正弘、滝山が登場します。家定は美少女ですが、つねに眉間にしわ。12巻感想では「なにやら性格が悪そうな…」とか書いちゃいましたが、ごめんなさい。心に大きな傷を抱えたゆえのこの表情なのでありました。聡明で慈悲深い心をもち、決断力にあふれた将軍です。そうして!ラストではいよいよ篤姫登場です。これから、一橋慶喜・和宮が登場して大政奉還、次巻で最終巻ということになるのでしょうか?いや、あと2巻くらいはかかるかな?
 ◆ぐるぐるなまいにち
旅行本をよく手掛けているおふたり、沖縄とかハワイに行っていないかな~と思って旅行本コーナーに探しに行って買いました。旅行本ではないけれど、結構面白かった。みんな毎日失敗したりうまくいったり、いろんなことを考えたり…ぐるぐるしているよね~。オヤスミ前の本としてお勧めです。

えっと…この記事を書くのに2日かかってしまいました。なぜなら…パームと大奥を全部読み直してしまったから(笑)コミックスの感想書くときってそうなるんだよな~。

さて!漫画好きには嬉しいお知らせ。萩尾望都先生の「ポーの一族」が月刊フラワーズで復活します!もちろん取り置きの予約した。浦澤直樹の漫勉の望都先生の回の録画は永久保存版であります。意外と雑然とした仕事机で姿勢正しく真摯に原稿を描き進められる先生…「少女漫画の神様」とよく言われますが、なんというかそのお姿は「弥勒菩薩」のようでもあります。先生の今の絵柄でのエドガーとアラン、それはそれでどうなるか楽しみです


3月のライオン 11

2015-10-01 14:46:24 | コミックス・本

外はしとしと雨。先日「3月のライオン 11巻」を購入したので、また1巻から全部読み返す。羽海野チカ先生の漫画は絵が可愛くって、楽しいエピソードや美味しい場面(これ大事!思わず作りたくなるあかりねーちゃん&ひなちゃんのお料理)がそこかしこに散りばめられているので、うっかりしてしまいそうだけど…テーマは案外重くて骨太なのであります。
11巻は3姉妹の父、川本誠二郎と川本3姉妹&零くんとの対決です。彼はなんていうか、究極のクズです。読んでいてむかむかする。…でもでも。誠二郎的思考回路って、わたしたちのココロのどこかにも規模は違えど、存在するのではないでしょうか。自分を正当化するためには何だってする。自分の記憶を書き換えてまでウソをつく。それが大人になるってことだと嘯く。
それを真っ向から「間違っている、あり得ない」と言った零くん、「一生無理!」と言い放ったひなちゃん。勇気ある決断だ。そうです!だめなものはだめなんだよ。許してはいけないこともあるんだよ。例え親だとしても。
今回の巻で好きなシーンは3姉妹と零くんが川の字になって寝るところ。あ~家族だなと。零くん、また一つ、失ったものを取り戻しているじゃないですか。気がついたら、いつの間にか扉があいていて望んでいた場所にいる…そんな日曜日の朝のシーンは美しかったですね。
…しかし…一足飛びに家族か~。2世帯住宅とか、零くんちょっと、ちょっと~ 美咲おばさまとあかりねーちゃんと同じように私も心配しています。零くん、ひなちゃんとちゃんと恋愛できるんでしょうかね?あかりねーちゃんの人生の伴侶探しも…ねぇ?相変わらずちょっとずれたまま暴走する零くん、ホントに大人になったのか?あかりねーちゃんの恋人は自分的には島田八段はどうかしら?と思ってます。あかりねーちゃんに彼をふくふくにしてほしいなぁ。

久しぶりのまんだらけ

2015-09-27 00:20:47 | コミックス・本
今日は歯医者さん(虫歯がもう1箇所みつかりました~)のあと、お楽しみで久しぶりにまんだらけに行きました。
 お目当てがばっちりあるなぁ~。だからあんまり行きたくないんだよね、ついつい買ってしまうから。「ZUCCA×ZUCA」も3巻までしか買っていなかったので、4巻以降を大人買いしてしまいそうだったけれど…2冊で抑えてみた。狭い世界の話ではあるし、失速してるかもね~ふっなどと思いつつ。

…すいませんでした!ヲタ世界はより広く、そして深まっていたよ(笑)。特に林夫妻のシリーズは「うんうん、あるある~」と深く共感。相方を劇場に連れて行くのはとても大変です。まずは「明日はヅカ~」と言ったら「なに組?」と返すように教育するところから始めて。
ヅカは最近ご無沙汰してしまっておりますが、ミューヲタもまぁ、同じようなものです。眼球にズーム機能つけたいし、脳に録画機能をつけたいです!切実に!そして、文なしになっても「案ずるよりも、観るがやすしっ!」で有楽町を目指すのです。同志よ、これからもハマりましょ~

そういえば「ZUCCA×ZUCA」5巻にはローソンのレシートが挟まってたよ。ヨーグルトと韓国のり。元の持ち主さんのお買いものかな~?うふふ不思議なお買いもの。古本って、たまに楽しいものが残っていますよね。せっかくだからこのまま挿めておこうっと。




暑すぎませんか??

2015-08-02 17:12:57 | コミックス・本
8月になりました。ま、ここでは未だに6月の事をだらだら書いているんですけどね
毎日暑いです!なるべく外に出たくない。窓も開けたくない。引きこもりの日々であります。
 久しぶりに漫画を読んでいます。
「きのう何食べた?10」 今回もとっても二人は仲良し
「あー筧さん分かったぞ!母と会えなくってさびしかったんだね!?」(byミチルさん)
「ええい!!ぐだぐだと往生際の悪い男ね!!そんならパーティすればいいじゃないの!!パンケーキパーティを!!」(byケンジ)
「ああ!!そういう事か!!出会ったのが少年の頃だったから、だからジルベールなのか!?」(byシロさん)
「も~~イヤ!!みんなフワフワしちゃって~~~!!」「ちくしょーやっぱり頼れるのは己だけなんだ!!」「うな重特上!うざくとう巻き、お銚子も1本つけちゃおう!!」(by大先生)
50歳になったシロさん、親との関係も変わってきています。ケンジもいよいよ中高年の仲間入り…ということで短髪(でも金髪)(もしかして…よしながせんせい、ケンジの黒ベタロン毛描くの嫌になったんじゃあ…?)ジム通い。そして。見た目しっかり者のシロさんの意外なふにゃふにゃ面が暴露されてしまい、最後は大先生の男気あふれる決意で終わります。私も明日は鰻にしようかな。
「大奥12巻」
ついに!赤面疱瘡克服。たくさんのたくさんの犠牲を払って…うわーーーん!青沼さん、源内さん、田沼様、見てますか?黒木さんと家斉はやったよ~そして、母である怪物治済の死とともに家斉は政治家として目覚めるのでした。男子人口が増加し、このまま終わるのか…?と思いきや、12巻の最期には女将軍徳川家定が。なにやら家光に似た美少女ですが、性格悪そう…となると、篤姫はどうなるの?男?でも写真が残っているからねぇ?女?いよいよ幕末編、目が離せませんね。
「百鬼夜行抄24巻」
律の大学生活も16年…だそうです(笑)このままでいいよ~無理に終息させなくても。
「ねうちもん京都」
貸していたのが戻ってきたので書棚にしまう前に。グレゴリ青山さんの京都案内本です。キーワードは「しぶちん」と「いけず」。なんじゃ?そりゃ?と思う方は是非ご一読を。
「総特集萩尾望都」
これも同じくお貸ししていた本です。家族とマネジャーの城さんへのインタビューが面白かった。左開きの「月蝕」も掲載されています。1979年か…80年代「銀の三角」「訪問者」の頃ですね。このあたりの絵柄がやっぱり好きだなぁ~。


つらい…

2015-06-11 00:23:06 | コミックス・本
昨日は健康診断でした。バリウムが、バリウムが…つ~ら~い~!今年は例の赤い錠剤を飲むタイミングを完全に間違えました。あまりのつらさに文庫本を購入。尾籠な話で恐縮です。買った本は…もちろんビロウつながりで三浦しをんさんのエッセイ本です。
 しをんさん、面白いよね。

しかし、健康診断のひとって、この赤いつぶつぶを飲むタイミングって絶対言わないんだよね。「個人差がありますので、個人の判断にお任せしています」だって。でも…1年に1回だから忘れちゃうし、目安くらい言ってほしい。そして、さらに言えば、こんなずっしりした飲み物(想定以上の重さのため、検査室で毎年紙コップを取り落しそうになるわたくし)(学習しなさいっての)を飲まなくても、あんなに体をぐるぐるさせなくても検査できる方法を開発してほしいです。おなかの部分だけ透明化できる機械をつくるとか。頑張れ、日本医学界および医療器具メーカー!

図書カード当たりました

2015-01-26 21:51:18 | コミックス・本
とあるキャンペーンに応募して図書カード3000円分が当たりました。素直に嬉しい。本屋さんへの足取りも自然と軽くなりますね

 オチビサン7巻。相変わらずカラーのセンスが素晴らしいです。シロッポイもすっかりレギュラー、新登場アカメちゃんも切な可愛いです。
 北大路公子先生の泥酔日記。舞台は家もしくは近所、登場人物は主として家族(みなさんクセモノであります)時々友達、彼氏、妄想の夫佐藤浩市。出来事としては酒を呑む、TV見る、家事をする、時々仕事。…なのに何でこんな面白い本になるんでしょうか?
北大路先生は今もツィッターでケメコ先生として日々つぶやいておられます。この著書から15年…ほぼ変わってない(笑)。最近は雪かきと相撲の日々を過ごしていらっしゃいます。大人になるってこういうことだよね!もうめったなことでは変わらない。いいんだよね?そういう人生で!ね?公子先生?何か自分の生き方に根拠のない自信が持てる…そんな1冊であります。
   ちなみに…アマゾンの「この商品(公子本)を買った人はこんな商品も買っています」にはこんな雑誌が…公子先生の相撲界への貢献度は侮れませんね。
 王妃マルゴ3巻。策略の王家の中でますます一途に愛に生きるマルゴ。この先、結構な悲劇になると思うのですが…どうなるんだろ?お衣裳や建築・調度など本当にステキに描かれています。あのちょうちんパンツ…いや、キュロットさえも!


あ~本棚が・・・

2014-12-04 13:51:44 | コミックス・本
ちょこちょこと新刊が出ますね。また本棚が一杯になってしまう
 大島弓子先生の猫エッセイ。オオシマ先生は相変わらず沢山の猫と暮らしているようです。オオシマ先生の服装はいつも同じ。黒のタートルネックのセーターと絣模様のらくらくおずぼん、たまにエプロンするくらいです。昔は可愛いエプロンドレス着てたのにな~この作品にはほとんど人間は出てきません。オオシマ先生はどうやらもはや人間は描かなくなってしまったご様子。ま~あれだけの名作をこの世に残してきた方なので、猫仙人になってしまっても、それはそれで幸せそうなら、ま、いいか…と思います。先生、どうぞご近所さんと仲良く、いつまでもお元気でいてくださいね。
犬童一心監督がまた映画化するようですが…うーーーん、微妙だ。
 山下和美先生の「数寄です!」続編です。完成した数寄屋造りの家での暮らし…和の暮らしを維持するのも大変だなぁ~「風流とは寒きものなり」
 待ってました!羽海野チカちゃん「三月のライオン10巻」です。感想は…「零くん、いい友達がたくさんできたね!」様々な出会いが零くんを強く、そして大人にしていくのですね。
おさらい読本も(ブンちゃんがま口付!)もちろん買いました。  
ブンちゃんがま口はバンドエイド入れ(必需品なのだ!)になって、お勤め先のデスクの上に鎮座しておられます。癒されます。


訃報、赤瀬川原平さん

2014-11-08 13:47:16 | コミックス・本
お亡くなりになりました。
 「超芸術トマソン」もどこかにあると思うんだけど。
「肌ざわり」昔むかし、昭和の時代に読みました。ひとり娘、胡桃子ちゃんとの身辺小説です。ほのぼのしたふたりのやりとりに油断していると、ふと、どこか現実ではない幻想の世界に迷いこむ。そんな不思議な小説でした。
縁側のついた畳の部屋にぼんやり差し込む午後の光。低く流れるラジオの音。野放し状態の小さな庭。…この小説を読んでいると、そんな懐かしい光景が浮かんできます。時々は読み返したい本です。
ご冥福をお祈りします。

コミックス買いました

2014-09-04 17:54:35 | コミックス・本
    

●「きのう何食べた?9巻」よしながふみ
ケンジと筧氏の愛はますます深まっていますイイなぁ~。シロさんはついに50の大台に!私と一緒に歳をとってくれるのって、ちょっと嬉しい。そして、小悪魔ジルベールワタルは今回もいい味を出してくれています。あ…あとニュータカラヤのおばちゃんも!
鮭のムニエル和風生姜ソース・キャベツのバター炒め・肉団子・小松菜の海苔和え・ポテトのハムチーズパンケーキなどなど…チャレンジしたいお料理が一杯です。

●「大奥11巻」よしながふみ
治済…怖い目が…目がいっちゃってる。帯の「怪物、徳川治済」。そういや「剣客商売」では一橋治済は、田沼意次を陥れる陰謀家として書かれていましたね~。まさに理解不能の怪物っぷりに背筋が寒くなりました。大奥に出てくる女性達は巻を重ねるごとに、強く現実的になっていきますが、子を産みたいという思いや我が子を愛しくおもう気持ちは持っていた。でも、治済は本来女性が持っているであろうはずの母性が、愛情が、一切ない。家斉についても、自分の権力欲を満たすための道具としか思っていないふしがある。それがあの目…です。
150年振りに男将軍家斉が誕生して、そろそろ終結に向かうのか?と思いきや、まだまだ波乱がありそうです。だって、今調べたら一橋治済って77歳まで生きるんですもの。
涙の10巻登場人物、黒木・伊兵衛・僖助はぶれずに生きています。良かった!非業の最期を遂げた青沼さん・源内さん、あなたの意思は生きています!それにしてもこの男たちは健気だ。。。。

●「AWAY1巻」萩尾望都
望都先生の新作SF。これからじっくり読むつもり。しかし…「王妃マルグリット」もあるのに新作SFとは。先生パワーあるなぁ~

ガラスの仮面→チョコレートコスモス

2014-09-02 21:29:58 | コミックス・本
8月22日(金)青山劇場に「ガラスの仮面」観劇に行ってまいりました。
なんていうか…あっけにとられた(笑)すごいもの観ちゃったなぁ~って感じです。一路真輝の月影先生はさすがの貫録でしたけど。…あ、そうだ、演劇協会会長(おひげのおじい様)の完成度は高かったです。

で、結局原作が読みたくなりまして…しかしながら「ガラスの仮面」は買っては売り払い、また買って…を何回かやっているため、文庫版・コミックス版が入り乱れており、うちの書棚では非常に探しにくい状況なのですよ。
「ガラスの仮面」欠乏症の場合は、恩田陸「チョコレートコスモス」を読め!という言葉(どなたかの書評にありました)を思い出し、買ってみました。
 いやぁ~なかなか面白かった!一気読みしちゃいました。
特に気に入ったのは、飛鳥が初めて舞台を観に行った時のところ。
-ライブ感。
-そして、幕があがる。
-闇の中に照らし出される、ぽっかりと開けた空間。
-目の前にひとつの世界がある。すぐそこにあり、同じ空気を吸っているのに全く異なる世界が。
-飛鳥はそのことに魅了された。

-目の前で人が動き回り、ライトがそれを追い、実際口にされる台詞を聞くということがこうも面白いものか。飛鳥はただその事実に圧倒されていた。

-こうまでして、時代を超えて、労力を掛けてこういうものを行わねばならぬという何者かの意志、虚構の世界を、人間に演じさせる何かの存在。
-そう身体の中で言葉にしたわけではないけれど、彼女は舞台の奥の、登場人物の向こう側に広がる果てしない闇のようなものを確かに感じ取ったのだ。

そうそう舞台を観る面白さってこれだと思うんだよな~。幕の向こうの四角い空間には何かがある。その四角い空間で役者たちが世界を構築し、その世界に共鳴して心を動かす観客。その一体感と充実感!

…続きが読みたいです。佐々木飛鳥のぽっかり空いた恐ろしいまでの自我のなさ。誰にでもなれるけれど(死にも天使にも、娘にも中年おばさんにもおじ様にも!)それは「彼女自身」がいないから。多分そこが飛鳥の壁になるんだろうか…と思ったところで物語は終わるのでした。
続編があるようですが、中断しているご様子。続き、いつかは再開されるのでしょうか?

国盗り物語

2014-08-14 09:27:30 | コミックス・本
もはや年中行事。掃除の合間に昔の本やまんがに没頭してしまうわたくし…今回はちょっとたちが悪く長編小説です。やめられない止まらない♪

国盗り物語、司馬遼太郎先生の傑作です。前編は斎藤道三、後編は織田信長の物語。後編は織田信長…といってもかなりのボリュームで明智光秀を描いています。全4巻と長いですが、司馬遼太郎先生の登場人物への興味深々ぶり(大好きなんですね~きっと)が感じられ、あたかもそこに庄九郎が、お万阿が、信長が、光秀がいるような文章でするする読めます。先生の使う日本語も美しいですし。特に前編の斎藤道三編、乞食坊主が国主にのし上がっていく様は痛快です。

国盗り物語は1973年のNHK大河ドラマ。その頃は小学生(あら~歳がばれますね)でしたが、きっと喰いつくように見ていたんでしょうな~覚えてるもん。刷り込みってやつですかね~その後の人生、わたしの中では、道三といえば平幹二朗、信長といえば高橋英樹、お濃は松坂慶子、明智光秀は近藤正臣、前田利家は目黒祐樹、蜂須賀小六は山田吾一(しかし、するする出てくるな~)ですもん。総集編は動画が残っているようなので、もし見たことがないって方は検索してみてね。OP音楽も今聞いてもカッコいいです。あ…そうそう、伊丹十三が足利義昭役で怪演しています。

○○○欲しさに・・・

2014-08-11 06:25:49 | コミックス・本
正解は「兵長のクリスマスカード」欲しさに、670円しかも760ページそして1㎏近くあるマンガ雑誌を買った…です。だって…クリスマスは兵長のお誕生日。欲しいよね?クリスマスカード。
もちろん、14巻と悔いなき選択は8日に買いました。でも巨中と寸劇はまだ。一挙に5冊新巻(悔いなき選択は特装版と通常版があるからね)なんて…大人買いにも予算と恥じらいっちゅうもんがある
14巻、政治色が濃くなってきていて、一生懸命ふきだしを読まないとついていけなくなりそうです。特に酒場でのアッカーマンVSアッカーマンは圧巻。兵長強い!

しかし、朝っぱらから「進撃」のことなんか投稿しちゃって…。今、夏休み中(へへっ!13連休だよ~ん)なんだけど、ちっとも生産的なことをしていない自分に呆れます。今日あたりから少しアクティブにならないとな~と決意。…とりあえず風呂掃除でもしようかな。
 兵長!自分頑張ります!