taraの日常

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2017秋ドラマ総括

2018-01-01 10:50:44 | TV
2017年のことでやり残したこと。ゴッホ展の感想、2017秋ドラマの感想を書いていないこと…いやいや、そんなことより年賀状書いてないや早く年賀状書かねば!と思いつつも、ホットカルピス(今年の冬はこれにハマっています)を飲みながら、秋ドラマのまとめをば。

今年の年末は割と忙しくって、完走できたドラマは5本のみ。その中で自分的に順位をつけますと…。

最優秀作品賞「この声をきみに」
素敵な作品でした。ストーリー・キャスト・映像・音楽、いずれも良かったし、「灯火親」メンバーによる毎回の朗読が特に素晴らしかったです。「雨ニモマケズ」「くじらぐも」「月夜の浜辺」「ふたりはともだち」「おじさんのかさ」…名作揃い。竹野内豊のイケてなさ振りも良かったな~(だからこそ「数学的媚薬」での戸塚祥太くんとのツーショット、しかも白シャツ!とラストシーンの「この声をきみに」という優しい声が煌めくんですね~)。「灯火親」の教室のセットがとても素敵だったのも印象に残りました。

優秀作品賞 「監獄のお姫様」
時間をあちこち行ったり来たりして「おやおや?」と思うんだけど、最終話前の9回でピタッとピースが嵌る感じ…爽快でした。クドカン、おばさんを書くの上手いなぁ~。携帯にはメガネ、集まるときにはタッパーに入ったお惣菜、すぐに出てこない単語(ほら、あれあれ!ってやつ)細かいところまでみんながおばさんしてて笑えました。満島ひかりの「先生」、もうこれは満島ひかりにしかできない役どころよね。女囚さそり(笑)凄い!凄すぎる。それから、伊勢谷友介。単なるイケメンなだけじゃなくってこんな役もできるのね!

第3位「アシガール」
NHKのこの時間のドラマは毎回ほっこりします。荒唐無稽なストーリーながら、衣装や美術の小道具がさすがNHKって感じで安っぽくならずに、ちゃんと時代劇になっていました。健太郎の若様、凛々しかったですね~。侍姿もカッコ良かったですが、現代にタイムスリップしたときの制服姿にやられた女子も多いのではないでしょうか(笑)

第4位「セトウツミ」
最初は男子高校生の掛け合いが面白いな~なんてのんびり見ていた。けど!ラスト2話での怒涛の展開!なんだか泣けました。青春ってこんなもんだよね。カッコ悪くてなにひとつ思い通りになんてなりゃしないし劇的な事件が起こせるわけでもない(だって、やっぱりコドモだからね)。モヤリながらも過ぎていく日常。でも、その時間は二度とは来ない得難いものなのであります。切なくって素敵なドラマでした。

第5位「刑事ゆがみ」
浅野忠信と神木隆之介のコンビ、予想通り面白かったです。お話は…回によってぶれる感が否めず。あ、それから毎回ゲスト出演があるのですが、斎藤工の下着フェチ役、なかなかラブリーでした。

主演俳優賞 竹野内豊 「この声をきみに」
助演男優賞 伊勢谷友介 「監獄のお姫様」
助演女優賞 満島ひかり 「監獄のお姫様」
新人賞 高杉真宙・葉山奨之・清原果耶・片山友希・森永悠希 「セトウツミ」の若手俳優のみなさん
音楽賞 「セトウツミ」 SUPER BEAVER「虹」/miwa「We are the light」



さて、2018年冬ドラマはどうでしょうか。期待は「女子的生活」「オーマイジャンプ」「もみ消して冬」「海月姫」「西郷どん」…あたりかな~。あ、その前にお正月特別ドラマも見なくては。とりあえず今日は「風雲児たち」だ!新納くんが出ますよ~!
 近所に咲いていたバラが美しかったので撮ってみました。