taraの日常

好きなものいろいろ

2019.9月の美術展

2020-01-27 20:37:08 | 美術
去年は結構美術館に行ってたなぁ~
9月16日 「みつめるー見ることの不思議と向き合う作家たち」 館林美術館
地方美術館は好きです。ゆっくり作品をみることができるから。館林美術館はもちろん、館林自体も初めて訪れました。落ち着いた雰囲気のまちでした。
         
エントランスが広々としていて、蓮池が続く素敵な美術館。
展示されているのは、浅見貴子さん・伊庭靖子さん・金田実生さん・児玉靖枝さん・津上みゆきさん・日高理恵子さん・水村綾子さんの作品たち。それぞれ個性的なアプローチで自然を描写しています。全く異なる画風ですが不思議な統一感がある展覧会に仕上がっていました。館内写真OKだったので撮りまくってしまいました。
                 
どの作品もみな素敵でしたが、個人的には水村綾子さんのでっかい絵が美しくて良かったなぁ。
この美術館はお庭も素敵なんである。
                
みどりの葉っぱの写真がやたら多いですが…いつかこういう絵を自分でも描いてみたいな~と思って…ついつい撮ってしまう。
   
ランチは<ハチカフェ>こういう地方のおしゃれカフェ、増えてきましたよね。

       
館林市内の池。水面に映る空の感じがなかなかによい。
 
道の駅<ぶんぶく>(…ぶんぶく茶釜!)おばあちゃんの手作りマロングラッセはひとつひとつ味が違う(たぶん栗の品質が一定じゃないから)。おそろしく美味しい一粒とまずい一粒が混在する手作り感満載の優れものでありました。めだかや金魚がみそパックに入れて売られている!みその入れ物って水槽になるのね~。
  
帰りは東武鉄道で帰ってきました。なのでちょっと浅草でお参り。

9月20日 「円山応挙から近代京都画壇へ」 芸大美術館

写生がものすごーーく緻密!うまーーーい!
 
博物館動物園駅。ふくやまけいこ「サイゴーさんの幸せ」の重要舞台。中に入ったらタイムスリップできそう。この日どこぞで食べたおかめそば。なんだかものすごく久しぶりにおかめそばというものを食した気がして…

9月21日 「第66回日本伝統工芸展」 三越
 
やっぱり今年も見ておこうと思って。今年は金工の作品に心惹かれました。伝統を守りつつそこに今日的用の美をいかに取り入れるか…その真摯な姿勢に美は宿る。


ポール・ボキューズのランチ

2020-01-27 15:34:26 | 外ごはん
夏休み恒例むかしの職場友達とのランチ。暑くて外に出たくなかったので、大丸のポール・ボキューズにしてみました。
    
眺めはいいけれどお席はちょっと狭くっていまいち。ランチだから仕方がないけれど、紙のランチョンマットもなんだかなぁ…。お料理は凡庸だったけれど、パンとデザートの桃のコンポートがとても良かった!ので…許す(笑)。


夏休みの美術館

2020-01-27 14:41:32 | 美術
8月19日「スペインの現代写実絵画」ホキ美術館
 
なんていうか…生き生きしていた。日本の写実絵画は静かにたたずむ感じだけど、スペインの写実はグイグイ来る感じ。社会とか政治とか宗教とかにもっと切り込んでいく感があって圧倒されます。
<お昼ごはん> この日は「はなう」が貸切だったので、地下のカフェスペースで。
  
<建物と周辺> 夏のホキ美術館。
              
台風被害で収蔵庫が浸水し現在休館中とのこと。修復しなくてはいけない作品もあるようです。がんばってほしい!

8月20日「入江明日香」五浦美術館
 
以前、髙島屋美術サロンで1点だけ作品を見たことがあり、他の新人画家さん達の作品の中で「美しく孤高」という印象でした。今回の個展は高校時代から現在まで80点の作品が展示されるということで、興味深々でお出かけしてきました。
この美しい作品たちは、どうやって制作されているのかというと、手漉き和紙に銅板画を印刷してコラージュ、水彩・墨・拍・胡粉などを施すという、かなりオリジナルな技法で作られています。相当な工程を重ね合わせているにも関わらず、無理がなく流れるような透明感に溢れた作品たち。緻密で可憐なモチーフが絡み合いほどけるという危うい存在感。美しくかがやく色彩。どの作品も幻想の小宇宙を詰め込んだ小さな宝石箱のようでありました。