万博公園:運営機構を14年3月廃止、大阪府に移管へ

2012-08-17 18:46:25 | 政 governing
万博公園周辺=大阪府吹田市で2010年4月22日、本社ヘリから小川昌宏撮影毎日新聞 2012年08月17日 18時26分(最終更新 08月17日 18時32分)

 政府の行政改革実行本部(本部長・野田佳彦首相)は17日、独立行政法人「日本万国博覧会記念機構」を14年3月に廃止し、万博公園(大阪府吹田市)の運営を府に移管する方針を決めた。

 機構は国が53%、府が47%を出資し、公園の土地約260ヘクタールなどを保有する。廃止に伴って土地は国と府が約130ヘクタールずつ引き継ぎ、国は府に有償で土地を貸す方針だ。昨年9月、橋下徹知事(当時)が財務省に無償貸し付けを求めたが決着しておらず、国が月内にもまとめる土地の鑑定評価を基に国と府が賃料を協議する。

 公園を巡っては、閉園した遊園地「エキスポランド」の跡地に三井不動産が進出し、教育的要素を盛り込んだ体験施設や商業施設、水族館などを整備することが決まっている。【平野光芳】

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