私的流用:嘱託職員、190万円流用 大山崎町が懲戒処分 /京都

2011-09-14 11:16:30 | 政 governing
 大山崎町は8日、町内のスポーツ振興クラブの事務を担当していた町教委の女性嘱託職員(31)がクラブの管理金190万円を私的に流用していたと発表した。町は7日付で職員を停職6カ月の懲戒処分にした。女性は同日付で依願退職した。

 町教委によると、女性は08年2月から今年5月にかけて、町でスポーツ事業などを行う総合型地域スポーツクラブ「わくわくクラブおおやまざき」(会員96人)の管理金から22回にわたって計190万円を引き出し、私的に流用したという。管理金は会費や町が支払う体育館管理委託料などで構成。女性職員は05年から1年契約の町教委の嘱託職員として勤務し、07年にクラブが設立されると公務外の臨時職員として週1回クラブの事務に当たっていた。女性職員が通帳などを管理し、3年目以降は決算も行われていない状況だったという。

 今年6月ごろにクラブ役員が通帳を点検していた際に使途不明金があるのを発見。女性職員は私的流用を認め、全額を弁済したという。町は「誠に遺憾。人事面の指導をさらに徹底し、公金などの適正管理を強化する」としている。
【林哲平】


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